秋晴れの朝

 雨のぐずついた日の翌朝は、気持ちがいい秋晴れ。雨がいろいろな汚れを洗い流し、朝の空気も光も木々の緑も透明感があふれ、きらきら輝いている。
 昨夜あれこれ考え、目覚めた時も少し引き摺っていたもやもやが吹っ飛ぶような晴天に、救われた。
 老犬レオが目覚めたのは午後1時半ごろ。昨夜半と早朝4時ころ起きたのでしかたないか。4時ころに起きた時、歯ぎしりをはじめたので、抗てんかん剤を飲ませたのもなかなか起きない原因かもしれない。ほほえむように口角を心持ち上げて、眠っているレオは気持ちよさそうで、見ていて安心できた。
 眠っている間、レオの2枚目のフリースをちくちくやった。ダブル幅(150センチメートル)で70センチのフリース地を買い、レオのフリースが同じデザインで3枚作れることがわかり、その2枚目。同じ型紙なのに、1枚目より首回りが小さく、襟ぐりをハサミで切って広くした。
 午後遅く2枚目、完成。レオはアチこと歩き回っている。ときどき横になるがまたすぐ起きて歩く。午前中ずっと寝ていたので、そんなには眠れないだろう。
 庭にわたしが出ている間、浴室に入り、シャワーのホースが首にかかり、動けない状態になっていた。浴室の戸は閉めておかないと、と思った。
 前は部屋の隅に紐の取っ手がついた袋を置いておいたら、紐の中に顎と鼻先がぜんぶ入ってしまい、動けない状態だったこともある。パソコンのコードにからまって身動きとれないこともあったし、ヒモ状のものは気をつけないといけない。

秋晴れの空と梅の木

ダリアが咲く花壇
11月半ば〜には、初夏に植えた一年草を抜いて、
ビオラやスウィートアリッサム
ポットに鉢上げしたネモフィラやカンパニュラなどの
苗と球根を植えるつもり。


 夕方になってから、タネまきして発芽し、本葉が3〜4枚に成長したカンパニュラとチドリソウをポットにひと苗づつ植え替えた。土の上の葉はあまり大きくなっていないが、土の中では思ったより根が張っていて驚いた。寒さに向かって根を張ろうとする植物のたくましさを感じた。