ネクタイでネックレスを作ってみた

 父が残した、たくさんのネクタイをリフォームして、何か作れないだろうか。とブログに書いたところ、ブログ友だちからネックレスが簡単に作れそうと教えてもらった。
 いくつかのブログで、ネクタイを使ったネックレスの作り方を記事にしていたので、それらを参考に作ろうと思っていたがなかなか実行に移せないでいたが、昨日、とうとう作ってみた。
 材料は絹のネクタイを一本、18ミリの黒いウッドビーズ10個、20ミリの発泡スチロール玉9個。ネクタイのブルー地に細かいベイズりー柄を散らしたものを選んだ。青いウッドビーズが手に入れば、青の濃淡でまとめたかったが、なかったので黒色にした。
 ネクタイの両端の三角形の部分だけはミシンでしっかり縫い付けられているので、ほどくのに神経を使ったが、他の部分はラクにほどけた。芯地を取り、絹の生地の部分だけを軽く洗い、乾かしてアイロンがけをした。
 ネクタイの生地の先端はそのまま生かして、幅7センチ長さ約70センチのリボン状にカットし、半分に折りたたみ、1センチの縫いしろで袋状(幅約2.5センチ、長さ約70センチの細長い袋に仕上げる)に縫う。片一方は縫わないで開けておく。
 引っくり返した袋状のリボンを黒いウッドビーズの穴に通して、先端のリボンを少し残しておく。次に袋の中に発砲スチロール玉を入れ、次に黒いウッドビーズをリボンに通すというように交互に、黒いビーズとネクタイの柄(発砲スチロール玉)でネックレスを作っていく。
 最後は、開けておいた先端をまつって出来あがりだが、この先端の処理がわたしにとってはいちばん手間取った。あまりうまく出来なかった。ビーズと発泡スチロールを通して終わったことで、気が抜け、最後の仕上げで崩れた感じかな。
 次に作るときはフィナーレまで気を抜かないつもりだ。
 ブルーのネクタイ地と黒いウッドビーズは思ったより、きれいな色合いにまとまった。もっと濃い青と黒の組み合わせはフランス人が好きな配色だということを何かの本で読んだことがあるが、その後、わたしも青系と黒の組み合わせが好きになったのである。