有明月と明けの明星

 昨夜12時ころに眠った老犬レオは、早朝起きて、部屋を歩き回った。わたしの方に来て、体をこすりつけるようにしたり、乗り越えようとしたり。さらには、レオにいちばん入ってほしくないところ(ゴミ箱やクッションなどでバリケードを築いている)に入ろうとする。
 こちらは起こされたので、眠くて眠くてできれば無視して眠り続けたかったが、レオがわたしに必死にアピールしているのが伝わってきたので、起きた。ケイタイを見ると4時40分くらい。まだ外は暗いが、レオを外に出した。トイレをアピールしていると思ったからだ。
 案の定、道路に出てすぐの所でした。レオは用を足したら、それで力尽きた(?)みたいに道路に座りこんだ。
 東の空を見上げると、家と家の間から、下の方が残っている細い月と、明るく大きな星が眺められた。星は明けの明星、金星だと思った。月と星はすばらしい眺めで、なんどもなんども見上げた。
 だんだん明るくなると、月と星の輝きが薄くなっていく。月はますます細くなっていく。土曜か日曜が新月だったかな。
 満月からだんだん欠けていく月になんとなく不安定なものを感じ、苦手だったが、今朝の眺めはその苦手感をぬぐい去ってくれた。
 後でネットで月の呼び名を調べてみた。今日の月は有明月というらしい。この前にブログで書いた、レオと夜の散歩のときに見た月は、下弦の月と書いたが、もう少し大きな寝待月か更待月(ふけまちつき)のようだ。下弦の月は半月(はんげつ)のこと。上弦の月も半月。
 以前は月を見ても、満月が多かったが、レオと夜や明け方、外に出ることが多くなってからは、いろいろな表情の月を見るようになった。
 深夜過ぎ(3時から4時くらい)に、やはり、東の空に見て、(悪い意味で)ドキッとした月は、有明月より大きく、下弦の月よりは細かった。また見ることもあるかもしれないがそのときは怖れや不安を感じることはないだろう。

 
 秋まきの草花をいくつかタネまきした。ピンク色とブルーのカンパニュラ、青色のチドリソウ、青い花と、白地に小さな模様が入った花を咲かせるネモフィラを2種類。ネモフィラは2種混合なので、花が咲くまでどんな色の花なのか、わからない。
 残暑が厳しいので、どうかなと思ったが、涼しくなってからタネをまくと、冬が来るまでにじゅうぶん成長できないのでまいてみた。乾燥に注意して、芽が出るのを待とう。
 花が終わったミソハギを短く切って、小菊の株に日がたくさんあたるようにした。秋の花壇に向けて、いくつか花苗を植えようか検討中。ラベンダーとカワラナデシコが枯れたので、その場所に鑑賞用トウガラシやコスモスなどを植えるかな。
 


昨年植えたニチニチソウのこぼれ種から芽が出て、大きくなり花が咲いた