眠る老犬レオ

 残暑が厳しく、雨が少ないのでからからの天気が続いている。老犬レオにノミが大量に発生したことは書いたが、一昨日にノミ取りの薬をつけてからは徐々に効いてきて、ノミ取りコ―ムでレオの毛をすいても取れるノミがだんだん少なくなってきた。
 およそだが数百くらいのノミがいたと思われる。今日は数十匹のノミがとれた。そろそろノミとの闘いは終わりそうだが、レオは一昨日あたりから眠っている時間が長くなった。
 昨日は午後2時過ぎから深夜の12時ころまで眠っていて、その後午前3時ころまで起きていた。翌日は朝7時くらいに起き、トイレをして水を少し飲んだが1〜2時間くらいでまた眠ってしまった。その後はずっと寝ている。
 眠る時間が長くなる前は、興奮状態が続き、眠る時間が短めだったので、その反動なのだろうか。ノミがたくさんいたため、痒くて眠れなかったが、ノミが少なくなり、眠れなった疲れがどっと出て眠っているとも考えられる。
 散歩が長めになり、部屋を盛んに歩き回る興奮状態の後に、ふらつきがひどくなり、ほとんど歩かなくなる状態に変わる、症状の周期みたいのがあるので、眠るのは興奮状態がひとまず終わったからかもしれない。
 レオが起きたのはは夕方の5時ころ。今日のレオは部屋を歩き回ることもなく、悲しそうな声で泣くこともない。庭に放しても、少し前みたいに自分で歩いて道路に出ることもなく、植え込みにもたれるようにして休んでいる。スイッチがオンからオフになったみたい。夕ごはんはなんとか食べた。

暑いからか
玄関のたたきに眠るレオ
久々にスケッチした


午前中、部屋に大きなカマキリが乱入(?)
思わず「レオ!」と助けを求めたが
レオが助っ人になるはずもなく(眠っていた)、
菜箸でつまんで外に出した



 昨夜はレオとの間にひと悶着あり、居間のガラス障子のガラスがわれてしまった。深夜ごろのことだ。あっけなく割れたガラスを見て、覆水盆に還らずという格言を思い出した。ガラスの破片をきれいに掃除し、明日になったらどうするか考えようと思った。
 で、朝起きてから、ガラスをまた入れるのもひとつのやり方だが、ガラスのところに丈夫な和紙を張ってはどうだろうと思いついた。いろいろ調べて、良さそうな和紙があり、見本を送ってくれるというので、送ってもらうことにした。
 ガラスを入れるとまた割れる心配があるし、障子が重たくなる。和紙を張れば破れても張り替えがしやすいし、軽くて開け閉めがラクだ。強度は紙の方が落ちるが。