秋ミョウガ

 ミョウガには夏ミョウガとと秋ミョウガがあるようだ。近所の八百屋さんから聞いて知った。わか家のミョウガは夏の初めに収穫したので、秋ミョウガではないだろうと思ったが、もしかしたら・・・・と思い、昨日の夕方、さがしてみた。
 すると、あった!細いミョウガが2つほど。地面は固いし、カラカラに乾いているが斜めになって、やっと顔を出したというふうに見えた。
 ネットで見てみると、秋ミョウガは9〜10月に収穫され、夏ミョウガより色が濃く、太って身が充実しているらしい。わが家のミョウガは、夏でも秋でもあまり変わりなく、かえって夏に採ったもののほうが大きかった。
 夏ミョウガと秋ミョウガ、品種が違うのだろうか。その辺がネットであれこれ調べてもいまいちわからなかった。
 なにはともあれ。小さな秋ミョウガは、ソーメンの薬味になってもらおう。
 
 秋ミョウガの続き。 
洋室から庭を眺めたら、ヤブガラシが庭木にからみついているのが見えた。引っこ抜こうと思い、外に出たついでに、ミョウガの根元を覗いてみたら、ミョウガがいくつも出ていた。5つほど。
 夏に花を咲かせなかったミョウガの株が秋に花を咲かせるのかもしれないと思った。つまり、品種の違いではなく、同じミョウガで夏と秋に収穫できるということ。

大小さまざまな秋ミョウガ


 昨日は、日中あまりにも日差しが強いので、これが秋残暑というのかと思った。季節は秋に傾いているのに、日差しは真夏か真夏以上。夏の最後のがんばりか。
 今年の夏は暑いことは暑かったが、東京は特に雨が少ないというのが例年と違っていたように思える。
 花壇や鉢植えの植物たちの中には、夏越しができずに枯死したものもある。
 枯れてなくなった植物の中でいちばん残念なのは、’春の光’という名前のダリヤだ。これは夏越しではなく、冬越しができなかった。霜にあたり、球根が痛み、なくなってしまったのである。初夏と、夏に切り戻して秋にもきれいな花を見せてくれた。
 このブログを始めた最初の日に(10月終わり)、この春の光の花を掲載した。初夏には、春の光のようなやわらかな、あわいピンク色の花を咲かせるが、秋になると色に深みが出て、いっそうきれいになった。もう、この花を見れないかと思うと寂しさが後を引くような感じがある。
 夏越しできなかった花は、カワラナデシコとイングリッシュラベンダー。
 カワラナデシコは花が咲いた株を買い求め、7〜8年、タネをまいて更新しながら育ててきた。夏の暑さと乾燥に弱いので、いつも何株か予備(?)を作って、つなげてきたのだがこの夏は一株しかなく、それが昨日、枯れた。
 ラベンダーは梅雨時の長雨と、蒸し暑い夏に弱く、東京の気候では長持ちしないなと思っていた。4年咲いてくれたかな。慣れない土地でありがとうと言いたいくらい。
 夏越しはできたが、花が咲かなかったのが、サギソウ。3月ころ、期待をこめて、小さな球根をていねいに植えかえたのに、一本も咲かなかった。
来年、咲いてもらうためにはいろいろ原因を探らないと。用土不足(植え替えたミズゴケの量が少なく、根が張れなかった)、水不足、日光不足のどれか、またはぜんぶかも。

 この記事は昨夜、ほぼ同じものを書き、後は画像のダウンロードのみというところで作業を終え、下書き保存をしたつもりだったが、クリックし忘れたのか、保存されていなかった。いつもなら、また書きなおすところだが昨夜はとてもそんな気になれず、今朝、内容的には同じものを書いた。
 
2008年のカワラナデシコ


2010年のカワラナデシコ、後ろにラベンダーが・・・・・