本棚のペンキ塗り

 午前中、注文した水性塗料が届いたので、本棚にペンキを塗った。汚れ落としはすんでいたが、一か所、板が剥がれかかっているところがあり、木工用のボンドで接着したので、午後遅い時間から始めた。
 小さな本棚なので1時間半くらいで塗れた。塗り終わった後、椅子に座って塗り終わった本棚を眺めたら、塗っていない裏側(下側)が見えるので、再度、塗った。ほんとうは手抜きして、見える部分だけ塗ればいいと思っていたのだが、やはり、ぜんぶ塗った方がいいと思いなおした。
 中途半端に終えると、後でもやもや感が残りそうだから。
 最後のほうは疲れか飽きか、仕事が雑になった。ペンキを刷毛につけ過ぎて、垂らしたりした。なんとか全部に塗り終えた。色合いはドレッシングテーブル・ブルーという、しゃれた名前が付いているが、落ち着いたブルーグリーン、ペパーミントグリーンにブルーをくわえたような色だ。
 ペンキは実物を見て買っても塗ってみないと本当の色合いがわからない。今まで買ったペンキで、予想した通りの色はほとんどなかった。今回ももう少しブルーが強い色をイメージしていた。でも塗ってみると、いい感じに仕上がったと思う。

この写真はブルーの色調が強い
実際はもう少し落ち着いた色合い



 老犬レオは、夜も昼も寝る場所が日替わりで変わると一昨日、書いたが、今日は日中、台所でずっと寝ていた。板の間が気持ちいいのかもしれない。
 昨夜は3時ころまで起きて部屋から部屋へと歩き回っていた。ときどき、横になるが5分もしないうちに起きて歩き出す。本人も大変だ。休みたくても、体が動いてしまう感じ。ハアハアいいながら、歩いている。壁や障子、ふすまにぶつかりながらなのでうるさい。
 廊下に出られるように襖を開けておいたのがまずかったかもしれない。夜の11時半ころから3時ころまでの間に4回も玄関のたたきに降りて、そこで悲しそうな声で泣くので、そのたびに抱いて部屋に戻した。
 わたしの横に寝かせようと何回も抱いて寝かしつけたが、しばらくすると起きて歩き始める。そして玄関に降りて泣くの繰り返しだった。
 3時過ぎに、とうとうわたしの横で眠りにつき、その後は一度も目を覚まさなかった。起きたのは9時半ごろ。
 午前中は2回、外に出し、ちょこっと歩いた。
 朝の太陽にあたると体内時計がリセットされると聞いたので、レオを太陽の方向に歩かせたりした。あと、夜、牛乳を飲むと眠気を誘われると聞いたので、これも水に薄めたものを飲ませて試している。どちらもいまのところ、効果はないようだ。
 朝日に向かって歩くのは良さそうな気がするが、起きるのが9時半では遅いのだろうか。