いちじくのゼリー

 昨日、八百屋さんでいちじくを見かけ、もう(いちじくの)季節なのかと思い、買ってみた。
 へたのほうから皮をむいてそのまま食べたが、期待したより甘くなかった。では、と残り3つをまた皮をむいて、水にグラニュー糖を入れて煮たて、コンポートにした。いちじくのコンポートは、数年前、犬友だちから教えてもらった、赤ワインと蜂蜜を使うレシピがおいしくて好きなのだが、あいにくとどちらもなかった。今回はただ、砂糖水で煮るだけにした。
 実がしっかりしていたいちじくも、弱火でことこと煮ると崩れるほどやわらかくなった。薄く色づいた煮汁がたくさんあったので、水で少し薄めて甘みを調整し、水でふやかしたゼラチンを入れ、さらにいちじくのコンポートもひとつ入れて、冷やし固めた。
 はじめて作るので味のほうはわからない。蒸し暑いので、冷たいゼリーはいいかなと思って作ったのである。
 ちなみに犬友だちが教えてくれたレシピは、赤ワインを鍋に入れ、火をつけて煮立てアルコールを飛ばしたら、はちみつを好みで適量入れ、火をとめる。これをさましたものに、皮をむいて横半分に切ったいちじくを浸けて、冷蔵庫で冷やす。赤く色づいたいちじくに無糖のヨーグルトをかけて、浸け汁も少し入れ、いただく。コクのあるおいしさで、一昨年はよく作った。

シンプルだが、いちじくの味が楽しめるゼリー
ゼライスの量を少なくしてやわらかめに作った
赤か白のワインを入れると、もう少し味に深みがでるかもしれない

 老犬レオは夜中から朝方にかけて、前みたいに何回も起きることがなくなった。レオが起きてもわたしが起きないのかもしれないが、昨夜は夜中に歩き回っていたレオがどさっとわたしの横にきたなと思ったら、そのまま朝まで寝ていたようだ。レオは最初、布団の端に寝ていたが、寝がえりを打ちながら真ん中のほうに移動し、わたしは早朝、何もかけない状態で布団から落ちそうになって目が覚めた。起き上がるとき、体のふしぶしが痛かった。レオに押されながら、無理な姿勢で寝ていたのかも・・・・・・・。 
 レオはわたしが起きた後の布団の真ん中にのびのびと寝て、寝足りたせいか朝7時ころ起きた。

蒸し暑い夕方の散歩は家の前の道路で用を足した後、駐車場で休む
夜の散歩は、雨が少し降り涼しくなったためか、用水路のほうまで歩いた


 今日もチャドクガ退治は続く。暑いが毛虫の針から身を守るため、長袖のフード付きパーカを着て、看護婦さんが使う手袋をして、汗だくになってやった。
チャドクガが発生した、木の高い所の枝を切った時、毛虫が頭上からパラパラ落ちてきて、パニックになりそうに。糸を引く毛虫が落ちてくるのを見てぞーっとなった。
 夕方も一か所、いままでいなかった木に毛虫がついているのを見つけたが、殺虫剤がなくなり、燃やして駆除した。チャドクガの卵がついた葉っぱも見つけた。ああ、まだまだ毛虫退治は続きそう。