紫陽花の剪定の続き

 梅雨の晴れ間で、日差しは厳しいが風はさわやか。
 昨夜半(3時過ぎ)老犬レオが起きて部屋をよろよろ歩きだした。わたしはケイタイで時間を確認しつつも夢うつつで、目が覚めたのは4時近く。で、トイレだろうと思い、外に出したらすぐおしっこをした。部屋に帰り、わりとすぐ寝たのでこちらも二度寝した。起きたのは9時ころ。レオもほぼ同時だった。起きがけに発作を起こしたが、薬はそのときは飲まさず、11時ころ飲ませた。
 いい天気なので、午前中、レオの散歩と食事の世話が終わった後、洋室の外にある大株の紫陽花を剪定した。根元から太い幹が伸び、上の方で枝分かれしているので、雨の重みや風で枝がしなって四方八方に広がってしまった。
 6年ほど前から3年ほどかけて、8本あまりあった太い幹を数本ずつ根元からばっさり切って、新しい幹に更新する作業をした。ここ数年は気力がなくなったというか、熱心ではなくなり、残った太い幹2本はそのままにしていた。それらが倒れただけでなく、更新した幹も背が高くなり、倒れたので、今年は気合をいれて(?)剪定した。
 ただ、この紫陽花はいちばん思い出のある花。部屋のすぐ外で咲くため、庭を自由に歩けなくなった父は紫陽花の季節、花を部屋から眺めて「紫陽花、きれいだね」と言っていた。母も部屋からこの紫陽花を眺めるのが好きだった。
 背の高い紫陽花がかなりのボリュームで、まるで海の波のようにあふれている感じで咲くのを部屋から眺めるのは、わたしも好きだ。
 だが今回の剪定はそのあふれるように咲く感じをなくしてしまうかもしれず、寂しい気持ちもあったが、あまりにも枝がひろがるのであえて切った。

剪定前の紫陽花

剪定後の紫陽花

ムクゲが咲き始めたのに今日、はじめて気付いた

モモを食べに来たヒヨドリ
体が重いので、枝にとまってモモをつっつくのが大変
せっかくのモモを地面に落してしまうことが多いみたい


 夕方のレオの散歩で、レオより1歳半ぐらい年上の犬がいる近所の女性に会った。彼女の家にはこの高齢犬の他にもそのこども犬と、若いテリアの2匹の犬がいて、ひとりで数回にわけて散歩している。今日は高齢犬のこども犬(娘)を連れていたが、飼い主さんが調子が悪く、立っているのも辛そうだった。
 いつもよりぜんぜん短い散歩でも犬は納得しているみたいだったが、この後、もう一匹の散歩もあるようだ。話を聞くと、高齢犬はやはり、レオと同じように夜中に起きることが多く、彼女も目が覚めてしまい、まとめて睡眠がとれない状態らしい。
 今日は昼間ずっと横になっていたということだが、体が休養を求めているのかもしれない。
 早く良くなりますように。