車で二子玉川へ

 
 老犬レオの生活パターンが不規則で、こちらもふりまわされる。
 昨夜はくたくたに疲れ(これはレオが原因ではなく、庭木の剪定をがんばり過ぎたから)、9時半ごろわたしが就寝。寝付けないわたしのまわりをくるくる歩き回る、レオ。一回外に出し、トイレをさせたのを覚えているがその後、レオともども眠った。
 次に4時半過ぎにレオが起きて、軽い発作を起こしたので、外に出して散歩に行った。思ったより歩いて1時間と少し外にいた。早朝の散歩、ひと気はないが近所の家の塀越しに咲く紫陽花が誰かの手で無残に株元近くからねじり折られ、用水路脇にたくさんの紫陽花の花が捨ててあるのを見てしまった。ナンテンもボキボキ折られている。道に伸びてきた枝を邪魔と思ったのだろうか。それにしても、このやり方はひどい。
 わが家の裏庭に植えてあるヤマブキの枝もよく折られるが、同じ人だろうか。
 散歩後、レオは朝ごはんを食べ、7時半ごろ眠った。わたしは一日が過ぎたくらいの疲労を覚え、レオと寝直し、10時半ごろ起きた。起きた時、まだ3時間しかたっていないことに驚いた、半日くらい寝たのではないかと思ったから。だが眠った後は疲れが取れが感じたして、午後、レオが眠っている間に車で二子玉川に行き、いくつか買い物をした。○タヤで、DVDも借りた。駅前の新しくなった複合施設は、バギーを押して歩く若いお母さんでいっぱい。
 駅前の写真を撮った。ささやかなことが大切な気がした。今日、ここに来たことを記録したかった。
 家に帰ると、少したってレオが起きだし、発作を起こし、外に出した。夕方はあまり歩かなかったが外に居たがった。だが早々に切り上げ、レオはふつうに夕ごはんを食べた。
 いつも行っている動物病院に電話をして、診療が終わったら電話をもらうことにした。獣医師から電話があり、レオの症状について話した。発作の回数が多いことなどから、てんかんの薬を半量だけ飲んでみることにした。明日、薬を取りに行くことにした、そのとき、レオの症状を詳しくまとめたものを持っていくことにした。薬を飲ませるのがレオにとっていいことなのか。わからない。ただ、この薬があわなければやめることもできるといわれ、飲ませてみようと思った。
 犬の病気の場合、治療するしない、どんな治療をするかの判断は飼い主がすることになる。人間なら、こんな薬は飲みたくないとか、この病院は嫌だとか、自分の意思が治療に反映される。本人(犬)にとってほんとうにこれでいいのか。いつも考えていなければいけないと思った。人間(わたし)の勝手な思い込みも間違う可能性があるし、人からすすめられたからなど、安易な理由で決めてはいけない。わたしは本当にレオのためになることをやろうとしているのだろうか。


駅前の複合施設。この建物の中に入ったのは一回だけ。


6月8日(金)に庭で撮ったレオ