老犬レオの病気

 昨夜は何回レオを外に出しただろう。夕方の散歩、食後、その1時間後、就寝前、夜中・・・・・覚えていない。夜になると部屋を興奮気味に歩き回り、ときには口をパクパクさせるので、おしっこをしたいのだろうかとか、外に出せば気持ちが落ち着くかも、などと考えて、レオを外に出した。
 朝は7時半ころ起きた。レオは11時ころ。レオの症状について、犬の病気の本「犬のお医者さん」を読んでみた。10年以上前に買った本だ。もしかしたら、という病名があって確認したかった。てんかんという病気。本にはてんかんの発作には症状により三つに分類できる、とある。①軽度の全身発作②重度の全身発作③部分発作
 三番目の部分発作の記述を読むと、レオの症状にそっくりなものがある。咀嚼運動だ。つまり、口をパクパクさせること。二次的発作として、頭部の円運動(頭を円を描くように振るさま)、前足の挙上と書かれているが、レオもこれがある。前足の挙上は、前足を上げること。レオは前足で顔を(人が顔を洗う時のように)、なでこする感じだ。
 そうか。てんかんの発作だったのか。ネットで「犬の部分発作」で調べるといろいろ参考になるサイトが出てきて、これに違いないと思った。あるサイトで、発作が起こったら、くわしく観察することが必要と書いてあった。発作を起こしたとき何をしていたか。発作の始まりはどこから起こったか。など9つの観察事項が列記されていたので、これにそって観察、書き留めることにした。
 レオが8歳の時から、なにか病気になったとき、気になることがあったときだけ書く日記をつけていた。2010年はほとんど書いていないが昨年は少しだけ書いてある。このノートにレオの発作について書くことにした。
 2011年1月には、道路工事の現場を散歩中に通ったら、アルファルトを切断する音に驚き、興奮して吠えまくり、家に帰っても廊下や部屋を走り回り、吠え続けていたことが書かれている。心臓がバクバク状態でかわいそう、とも書いてある。20分ほどで落ち着いた、とある。このとき、父は家で寝たきり状態で、レオの吠え声と走る回る足音に異常を感じて、とても不安に思っただろう。
 レオの発作について書き留めたノートを獣医師に見せて、相談してみよう。


午前中寝ているレオをスケッチ



晴れている日の紫陽花もきれい



風に吹かれて、レオの絵が寝ているレオのそばに・・・・・。