老犬レオ、薬を一時中止

 15歳と6カ月になる柴犬のレオは、今年の6月11日から抗てんかん剤を飲んでいる。いわゆるてんかんの発作ではなく、口をぱくぱくさせる歯ぎしりをして、それがひどくなると顔を地面につけるようにし、歯をむきだしにしてよだれをだし、ときにはでんぐり返しのようにして倒れてしまう。さらに寝起きの発作が多いので、発作と同時におしっこやうんちを部屋にところわまわずした。
 そんなことが続き、部分発作といわれる症状ではないかと気付き、てんかんの薬を少なめの量、飲み始めたのである。獣医師が処方したのは、レオの体重から見た適量の半分だが、それでも眠る時間が長くなったので、医師と相談して、さらに少ない量を飲ませることにした。
 発作の具合で、飲ませる量が少し多くなることはあったが、それでも医師の処方よりはいつも少なめに飲んでいた。
 だが一昨夜、薬を飲んでから数時間後に、トイレに行きたくて起きようとするとき、手足が空回りするというか、寝ている布団をひっかくようにするがなかなか起きれず、起きてもふらついてすぐ倒れ込んだ。
 それで薬の副作用にふらつきというのがあったので、心配し、獣医師に相談して、薬を一時、中止した(発作を起こしたら、また服用をする) 。
 これでふらつきが改善されるかどうか、だが今朝は10時過ぎに起きたがそんなにひどいふらつきはなかった。ただ、起きてから、しばらくは足元がおぼつかず、あちこちふらふらしていたがトイレに行きたくなると玄関のたたきに自分から下りて、道路の方に歩きだした。まあまあの状態だ。
 朝にしてはいつもより歩いたが、道路で眠りそうになったので抱いて帰った。
 朝ごはんはぜんぶ食べた。小さなクロワッサンも食後に食べた。

 ノミがまだ寄生しているようで、レオの尻尾の付け根がかゆくて歯でかんだためか、毛が抜けて赤く張れていたので、塗り薬を処方してもらった。「リンデロン」という副腎皮質ホルモンと抗生物質が入った、白い薬だ。昨夜、患部につけたら、今朝は赤みがとれていた。効き目の早い薬である。
 レオをよく観ていると、大腿部を歯でかんでいたので、ノミがいるにちがいないと思い、ノミとりコ―ムで毛を梳いた。数匹取れた。

 夕方の散歩はあまり歩かず、おしっこもしなかった。夕ごはんを食べた後、外に出たがり、用を足した。最後に抗てんかん剤を飲んだのは、10月2日の午前0時過ぎ。それから44時間くらい薬は飲んでいない。発作は起こさないが、夜になって軽い歯ぎしりをしている。このまま歯ぎしりだけですめばいいのだが。

ごはんを食べ終わり、眠くなってきたレオ

こんな顔もした