ジャカランダの芽が出た

 寸鉢にだいぶ前から植えっぱなしにしている、熱帯花木のジャカランダ。今年の冬は雪が多く厳しかったが、外に出したままにして、雪にもそのまあてていた。いつもの冬は軒下に避難させていたのに、今年に限ってしなかった。赤茶色に変色した葉が、いつのまにか全部落ちて、もしかしたら、寒さで枯死したかもしれないと心配していた。唯一の寒さ対策は二重鉢にしたこと。あと、腐葉土を株元に厚く敷いたくらい。
 そのジャカランダから芽が出た。残った枝先や枝元からまだ1〜2センチほどの芽が顔を出した。だた、芽が出た枝は一本だけで、あとの芽は枝からではなく太い主幹から出ている。他の枝は枯れたようだ。やはり、厳しい寒さだったのだろう。もし、今年、元気に葉をたくさん伸ばしたら、もう少し、気を使って管理したい。
 このジャカランダは何回か、もう芽が出ないのだは?と思うことがあったが、10年以上、生き延びている。今年も涼しげな青々とした葉を茂らせてほしい。

 老犬レオは口をぐわぐわ音をさせたり、口をぱくぱくさせることはあるが、前より激しい発作ではなく、失禁することもなくなった。ただ、歩く距離は短くなり、家の前の通りか、用水路沿いの道を少し歩くだけ。今の状態で落ち着いてくれるといいのだが。
 犬友だちは、脳の病気や老犬の病気に詳しい獣医医師、動物病院に診察してもらったほうがいいと言ってくれた。ただ、わたしは脳の病気の場合、CTやMRIの検査が診断のために必要になることが考えられるので、二の足を踏んでる。というより、犬の場合、MRI検査は全身麻酔をかけるので、そこまでの検査はしたくないのだ。レオの状態を見守りながら、辛らそうな症状が出た時は、獣医医師さんに相談しようと思っている。

明日は金環日食だが、東京の空は厚い雲におおわれている。せっかく日食グラスを買ったのに、雲の切れ間からでも見たい!


枝元の主幹から小さな芽が出た、ジャカランダ


昨年の10月末ころのジャカランダ