そろそろツツジの剪定

 数日前から一日一本のペースで、ツツジの剪定をはじめた。咲き終わった花が落ちかけて、葉や枝についたりして見苦しいので、剪定をしてすっきさせたくなる。
 ツツジの剪定はどこを切ればいいのか、どこまで切ればいいのかいつも迷う。愛読の園芸書には、ツツジの一品種である’オオムラサキ’の選定について、「剪定する枝の長さは、前年に伸びた枝を切り落とす程度とします」とある。選定時期は花が咲いた後の5〜6月。いつも迷うのは、どこまでが前年伸びた枝なのかわからないから。
 わからないままに剪定しているが、家にかなりの本数ある’オオムラサキ’は、毎年、たくさんの花が咲くから剪定方法は間違っていないのだろう。
 どこで剪定していいのか困ったのは今日の午後に剪定した’クルメツツジ’だ。前に花屋さんから買ったクルメツツジの木を地植えして、花がたくさん咲いた後、剪定したことがある。ところが翌年はほとんど咲かなかった。数年たっても最初の時のような花は咲かないまま。
 だからクルメツツジの剪定は自信がなかったが、花後に伸びた葉をまず切って、長さが揃わない枝も切った。ただ、全体的にあまり切らなかった。前のクルメツツジはかなり思い切って切ったように覚えているので、今回は控えめにした。
 この判断が吉と出るか。来年の花つきを見れば一目瞭然だろう。今日切った5本のクルメツツジは、駐車場の側面だが道路寄りのいちばん目立つ所に植えてある。今年は見事な花を見せてくれたが、来年も同じように咲いてくれるといいな。
 後は、オオムラサキを4〜5本剪定した。こちらはいつもの剪定方法で花が咲いているので大丈夫なはず。

 午前中は老犬レオを庭に出して、ブラッシングをしたり、自由に歩かせた。わたしはコデマリを軽く剪定したりした。日差しが強いので、レオは日陰にいたがそれでも暑さが堪えたのかもしれない。家の中に入ると、いちばん涼しい部屋の隅に行き、畳にあごをつけて、「暑かったなあ」という顔つきで寝そべった。しばらくして、横になって熟睡した。午後のレオはほとんど寝ていた。その間にわたしはツツジの剪定をしたのである。今日だけで10本くらい剪定したが、たぶんあと20〜30本はあると思うので、少しずつやっていこう。

日差しの強い庭を歩くレオ


梅の実もだいぶ大きくなった


庭から家に入って、暑かったなぁと休むレオ