花づくし

 時折、お邪魔するブログに、庭や畑に咲く花の写真だけでつづった日記があったので、そのアイデアをまねてみた。わたしは文章も短めに書く。

イングリッシュ・ローズの’シャルロット’


クレマチス’アラべラ’、つるを伸ばさない木立ち性のタイプ


アジサイの’舞妓’。
前は’白舞妓’だと思っていたが、
いっこうに白い花が咲かないのでネットで調べたら、
青やピンク系の花を咲かせる’舞妓’だとわかった。



斑入りイワミツバの白いレースのような花。
8年くらい前に、山野草として手に入れたが、
地植にしたら、増えて増えて、グランドカバーに。



ヒューケラの花



 5月のさわやかな風がわたる一日、家の中にいるのはもったいなくて、庭に出てベニカナメモチの剪定の続きをやった。隣家とのフェンス沿いに植えてあるが隣の家が一階建てなので、光をいっぱいにあびたベニカナメは、枝をぎっしりと分岐させ、かなり大変。だが剪定を終えると、すっきりとして風が通るようになった。繁っていた枝葉を取り除いたら、隣接して植えてある古株の大きなアジサイの木が引き立つ感じで、花が咲くのが楽しみ。
 老犬レオはあいかわらず朝の散歩は歩かないが、今日も朝早くと、お昼近くに外に出した。庭の日陰でゆっくり歩きながら、ときどき立ち止まって考えているみたい(?)午後はぐっすり眠っている。散歩からの帰り、玄関から上に自分で上がれるときと、上がれないときがある。朝は上がれずに、夕方や夜は自分で上がることが多い。自分で上がった時は、抱いてたくさんのほめ言葉をかけると、うれしそうに笑うので、ささいなことでもほめることにした。
夕方の散歩は商店街の方に行った。歩いていると、人が集まり始めて、商店街の文房具店にさまーずが来るという。その店の前でレオをゆっくり歩かせていると、おおぜいのスタッフに囲まれてさまーずのふたりが来て、店に入って行った。少し中にいた後出てきて、店の前で、ゲームを始めた。店で売っている商品のようだ。
 最後まで店の前にいたが、レオはいつもより多い人といつもとと違う雰囲気に興奮したのか、口をパクパクさせ始めたので、抱き上げて帰った。家に着いたら、すぐ発作はおさまった。
 あの文房具店はレオの絵を描いた画用紙や鉛筆を買った店でもあり、お店のおばあさんとよく話したりする。繁盛しているとはいいがたいが、なくなったら寂しいと思う店だ。