ヘビとの遭遇

 今日は「昭和の日」の振り替え休日。昭和の日とは、昭和天皇の誕生日なのだろうか。不勉強で申し訳ない、後で調べてみます。昭和は父母たちの世代が高度成長前からの日本を支えてきた時代、わたしにとってはなつかしく、何物にもかえがたい、たくさんの思い出がある時代だ。
 春を通り越して初夏の陽気だが、庭に住みついているヘビの姿を見かけた。わたしが急ぎ足で玄関から門扉の方に歩いていると、ヘビも同じところに通りかかり、わたしの勢いに押されて、逃げた。昨日、今年ではじめてヘビを見かけたのだが、通り道にいたので、棒で近くをたたいたがびくともしない。しかたなく、ホースで水をかけたら、逃げた。ヘビといっても、人差し指くらいの太さで、長さも40〜50センチくらい。小さなヘビなので、こわがることはないのだがやはり、気持ち悪い(ヘビをペットとしてかわいがっている人もいるので申し訳ないが)。
 このヘビはこの庭のどこかに住みついているのは確かだ。毎年、あたたかくなってから秋まで、よくみかける。体を冷やしているのか、メダカを飼っている水がめに入り込んでじっとしているのを夏になるとよく見る。メダカの数が少なくなるので、狙っているのかもしれない。
 ヘビだけでなく、トカゲも見かけたがこちらはかわいらしいと思える。リンゴの葉には小さな虫がいっぱいついて、一枝ぜんぶが丸坊主になっていた。指でつぶして退治した。グミの若芽にはアブラムシがついていたので、こちらも同様にした。あたかかくなると、いろいろな生き物の活動が活発になって、いいこともあるが、こちらにとって都合の悪いこともたくさんある。
 モモの木に縮葉病といって、葉っぱが赤く膨れたようになり、縮れてしまう病気が見つかり、薬剤を噴霧した。この春、2回目。この病気は梅の葉にも感染すると聞いたので、梅の葉を病気から守るためにも薬剤を使った。以前は病気の葉を手で取って、土に埋めて対処したが、今年は体力的気力的に無理な感じ。モモの木によく訪れる、ヒヨドリやシジュウガラには悪いが・・・・・・・
 老犬レオは今日も一回、廊下の端で粗相した。トイレシートを3枚敷いてあったが、その上でなく、横にした。一見すると、トイレシートの上にするより、横にする方がむずかしいくらいなのだが、多分、発作が起きてもがいていてトイレシートをはがしてしまったにちがいない。落ち着くとふつうに歩いているし、食欲もある。ただ、寝起きに発作が起こる。レオの寝顔はとてもおだやかで、ほほえんでいるように寝ていることもある。でも何かの異変が体に起きて、目が覚めるのだろう。
 
 今日は4月最後の日。一年の三分の一が過ぎた。まだ今年はこれから、という気持ちになれる、ちょうどいい頃。ただ、「ヘビに遭遇」というタイトルはいただけないかな。


ヒメウツギが満開。ナルコユリミヤコワスレが咲き、アスチルべが花芽を伸ばしている。赤い葉のヒューケラもある。



コデマリは五分咲きくらい。4年前に苗木を植え、やっと木が大きくなり、見応えがある。