老犬レオの寝姿

 朝、なかなか起きてこないレオ。わたしは7時半ごろ起きたので、庭に出て、落ちた椿の花を拾ったり、掃除したりしていた。ときどき、家の中に入り、様子を見る。今日は暑いので、畳の上に横になっている。カメラでレオの寝姿を撮った後、画用紙に鉛筆で描いた。描き始めて10秒もたたないうちに顔を動かし、顔を手で隠くすような姿勢になった。あわてて描き直す。描き直す間にも、顔の位置が気になるのか何回か動かし・・・・・・・・。もう描き直すのはあきらめ、2回目に描いた顔の位置で決めた。
 レオの寝ている姿を画用紙に描くようになってから、まだ1週間くらい。気持ちよさそうに寝ている姿を見ると安心するし、千変万化(?)の寝姿にいくら描いても描ききれない感じ。
 レオを描いた後、また庭に出て、わたしの部屋の横に植えられて乙女椿の剪定をした。目隠しの役目も果たしているので、あまり透け透けに剪定しないように注意しつつ、枝が混みあっているところは枝を透いた。木の上部は伸び放題になるとわたしの手では剪定できなくなるので、花後に出てきた芽を残しながら、伸び過ぎた枝はばっさり切った。
 剪定を終えた頃、レオが寝ているわたしの部屋からドサッと音がして、あわてて部屋に入ると、レオがぐわぐわ喉を鳴らしながら、部屋の隅に頭をつっこんで
いる。そこはレオの水を入れた器が置いてあり、水がこぼれていた。からだを抱いて、喉や背中をさすってあげた。こぼれた水を拭いている間に、レオは部屋を出た。廊下の端にいるレオのほうに行くと、トイレシートをはずして、おしっこをしていた。朝起きたばかりで発作が起きたので、我慢ができなかったのだろう。
 連休2日目は、調子が良くないレオの様子を見ながら、家で一日過ごしたが、夜またレオは廊下でおしっこしてしまった。トイレシートを置いてある廊下の端ではなく、もうひとつの端に・・・・・・・。このぶんでは廊下はレオのトイレになるかも。
 トイレは家の中でしてしまったが気分転換のためにも夜の散歩に連れ出すと、最初は回るだけで進まなかったが途中でスイッチが突然オンになったように歩きだし、レオにしてはだいぶ歩いた。レオとの一日はまだ終わらない。


絵を描き始めたとき、この姿だった



その後、形を変え・・・・こんなふうに