ぼちぼち落葉樹の剪定

 厳寒の季節、庭仕事はいろいろある。年末から年初めにかけて、気になるところをちょこちょこやっていたが、そろそろ落葉樹の剪定をしようかと思った。
 老犬レオを家の前の道路でトイレさせるとき、視線は葉を落とした梅や栗、桃、すももの木などに行ってしまう。このまま春を迎え、葉が茂る季節になるとうっそうとして手に負えなくなりそうといつも思っていた。
 庭に面した部屋から眺める、名前のわからない落葉樹も気になっていた。枯れた葉が落葉せずに枝に残っている。このあたりではブナの木がこのように枯れ葉のまま、冬を越すということを聞いたことがある(ある盆栽園に行った時、そのような話を聞いた)。もしかしたらブナの木かなと思うが、枯れた葉を落とさず冬越しする落葉樹はほかにもあるだろう。
 この葉を落とさない落葉樹の剪定を午後にした。脚立に上り、ノコギリでぎこぎこ枝の根元から切った。剪定後は丸太状になったが、ここからまた萌芽し、四方八方に枝を伸ばすのである。伸び放題にすると大木になりそうな木なので、樹形を整えるのではなく、切り詰めることを優先している。
 今日の剪定はこれでお終い。桃やスモモ、梅の木は、花芽がついているので剪定するにもためらいが出てしまう。花芽を切り落とすのがもったいないというか、かわいそうというか。植木屋さんなどは、こんなことに頓着せず、切るときは切るのだがわたしはその辺が甘い。

剪定前、枯れた葉が枝にくっついている

剪定後(右の木)
二股に分かれているが、ほぼ丸太状で枝をばっさり落とした


冬空に枝を伸ばす桃の木(手前)とスモモの木(奥)
葉を落とした冬木立を見るのが好きだ
向こうに見える青い空がきれい
桃もスモモもたくさん花芽をつけて、
寒風の中、春を待っている


 昨夜の老犬レオは様子がおかしく(いつもおかしいといえばそうだが、昨夜はことのほか)、数回起きた。寝たのが10時過ぎで早かったので、レオが最初に起きたのは12時前で2時間くらい起きていたが、わたしもつきあってテレビなどを見ながら起きていた。何回か抱いて寝かせようとしたが、拒否された。廊下でおしっこをした後も、玄関の土間の端に頭をつっこみ、前足でかりかり、靴箱をひっ掻いていた。
 やっと寝かしつけ、次に起きたのは早朝。またかという感じで、レオを布団から出し、立つのを手伝ったところまでは憶えているが、そのまま眠ってしまい、また起きた時、レオは同じ場所で横になっていて朝8時になっていた。身体が冷えているレオを抱いて布団の中に入れると、ほとんどすぐにからだをそり返すような姿勢になった。と・・・・敷き布団に落し物が。いそいでレオを布団に外に出し、わたしも飛び起き(眠気が吹っ飛んだ)、掛け布団を押しのけた。
 幸運にも(?)、シーツだけが汚れ、他は大丈夫。シーツは取り除き、即洗濯。
 レオがお腹をこわしてから、大のほうは外でなく、敷布団にしている。1日か2日おきに朝起きがけに。
 これに対して対策を取ってはいた。レオが眠る側のシーツの上にバスタオルを敷いて、汚れたらこれだけを交換すればいいようにしている。が今朝はたまたま反対側にレオがいたので、バスタオルは何の役にもたたなかった。で、わたしが眠る側にも敷くことにした。
 トイレシートを敷いたレオ用の寝床も作ったのだが、夜中や早朝は抱いてレオを寝かしつけるので、わたしが眠る布団で眠ることになる。
 このまま、いっしょに眠るわけにもいかなくなるかもしれない。そのこともときどき考える。
 今日のレオは調子が悪く、外に出してもあまり歩かない(歩けない)。朝ごはんはお昼ごろ、まあまあ食べたが。