花疲れ?

 今日は今年いちばんのあたたかさということで、庭の木々もいっせい芽吹きはじめた。柿の木、栗の木、ムクゲ・・・・筆で黄緑色を茶色の枝に点々と描いたように新芽が彩っている。こんな春を謳歌する日なのに、老犬レオもわたしも親子ともども、昨日の花見疲れが出たようで、なんとなくグダグダしていた。午後は二人して(?)枕を並べてお昼寝をする始末。ぱっと起きて、冷蔵庫に食べ物が何もないのを思い出し、車で駅前のスーパーマーケットに買い出しに。駅前の道のり(そんなに長くないが)満開のサクラがあちこちに見られ、花の勢いに圧倒されそうな感じがした。圧巻はスーパーの駐車場から眺められるソメイヨシノの100m超の並木道で、電車の線路に沿った高台にある。できれは並木道を歩いてみたいと思ったが、あわいピンクの雲のように見えるサクラは眺めるだけでもため息がでる。線路をはさんで向かいにはわたしの母校(小学校)があり、校門の周囲には古木のソメイヨシノが咲いている。60年以上の樹齢だ。その校門前で、遅刻しそうになり、走ってきた小学生のわたしはころんでしまい、アスファルトの道路に膝を打ち付け、痛かったことを思い出した。

花壇も春らんまん。でもチューリップはこれから・・・・・


椿の花が落ちて、季節が進んでいることを告げる