雨の日のヒヨドリ

 裏庭の柿の木のそばに設けた野鳥のためのえさ台。自然のえさが少ない冬だけにしたいと思い、そろそろやめようかと思っていた。甘みをつけた水を入れた器だけを置いていたが、えさ場の常連(?)だったヒヨドリが隣家の2階の屋根に取り付けたアンテナにとまり、えさ場をうかがっているのを見て、リンゴをカットしたものをやることにした。リンゴがえさ場に置かれるとさっそく、ヒヨドリがつがいでやってきた。リンゴ四分の1のほとんどをこの2羽で食べたようだ。心なしか、えさ場を設けた最初のときより警戒心が薄れているように思える。朝、えさ場から3mくらい離れた雨戸を開けた時も、平然として枝にとまっていた。野鳥を餌づけするのは本意ではないので、もう少しあたたかくなったら、餌を置くのはやめようと思った。気持ちとしては、えさ場をあてにして訪れる姿を見るのはうれしいが、心を鬼にして(?)どこかで区切りをつけたい。

柿の木の枝にとまるヒヨドリ、前はここまで来ることはなかった


こたつの傍で眠るレオ、今日は調子がよくなく、食餌もすすまない