庭に野鳥のえさ台を設ける

 庭にやってくる野鳥の名前を調べたことがきっかけとなって、庭に野鳥を呼ぶためにはどうするかみたいな内容のサイトにも寄り道をして、試しにえさ台を即席で設けてみた。「作る」といってはおこがましい。庭の隅にころがっていた大きな鉢を逆さにして、その上に砂糖水を入れた器を置き、鉢のまわりの地面に剪定した枝を立て止まり木にして、枝にリンゴをカットしたものをつきさしただけのものだ。置いておくえさによって訪れる鳥が違うと書いてあったが、果物の場合はヒヨドリが多いそうだ。えさ台を設けてそんな時間がたたないうちに、りんごの切れ端がなくなりはじめ、午後になって、ヒヨドリが枝に止まってリンゴをつっついているのを部屋の中から見ることができた。そうしているうちに枝からリンゴが地面に落ち、地面の上のリンゴを時間をかけて食べているようだった。ひまわりの種を木の箱やお皿などに入れておくと、シジュウカラが来るらしいが、あいにく家に持ち合わせがない。わざわざ買いに行くほどのこともないので、ついでのときに手に入れたいと思う。殻付きのピーナッツでもいいらしいが試してみましょうか。あとは牛肉の脂身や、小麦粉と砂糖をまぜて水で練ったものなどもいいらしいが、あまりえさをふんだんに置いて、カラスやドバトが来ると困るという気持ちがある。
 知人にえさ台について聞いたところ、ヒヨドリメジロはほぼ同じものを食べるが、ヒヨドリが来ると独り占めしてしまい、メジロが来にくくなるとのこと。確かにメジロのほうが体が小さく、同じえさ場では分が悪そうだ。


写真は2回目に、リンゴをセッティングしたもの。一回目はぜんぶ食べつくされた。