老犬レオが調子悪い

 早朝に枕元で、柴犬のレオが吐く動作をするので、明りを付けてみたら枕がよだれでびっしょり。しばらく部屋をよろめくように歩いていたが疲れて横になったのでストーブをつけて部屋をあたたかくした。最近、散歩のときもくるくる回る頻度が多く、散歩の距離も短くなったので心配していた。朝は少し遅めの散歩に出たが、やはり、ほとんど歩かない。家に帰ってきても、うろうろ部屋からへ部屋へと歩き、わたしの姿が見えないと、とても悲しそうな声でなく。レオがこんな調子なので外出するのもひかえていたが、午後遅くになって気持ちよさそうに眠りについたので、前から行こうと思っていたホームセンターに車ででかけた。
 少しずつ寒さがゆるんできた感じがするので、そろそろ、駐車場の側面に植える背丈の低い花木を探してみようかという気になった。ベニカナメの生け垣と駐車車の間に植えるので、背が高い木はベニカナメが日陰になるので植えられないから、選べる木はかなり限られる。ツツジ、サツキ、沈丁花、雪柳、トサミズキ、アジサイ、アベリアくらいかな。品種を選べばバラでもいい。ホームセンターには沈丁花と雪柳、ツツジはあったがあとは梅や桃などの果樹、ハナモモや桜、椿など、背が高い木が多かった。目隠しになるアオキも1〜2本ほしいがなかった。蟻に食われて幹の中がぼろぼろになり、伐採したソメイヨシノの変わりに、桜の木かハナモモを植えようか思案中なので、桜の木もチェックした。背丈が1m50センチの’啓翁桜’と’陽光’という品種があり、しだれ桜はもっとたくさんの品種があった。
 結局、花木は買わずに、チェリー色の葉のヒューケラのポット苗と、赤いアルチルべの根、名前を度忘れした宿根草のポット苗を買って帰った。
 家に帰り、’啓翁桜’と’陽光’についてネットで調べたが、’陽光’は濃いめのピンク色の花があでやかできれいだが、かなり枝が張って高木になりそうだとわかった。’啓翁桜’は桜に珍しく剪定に耐える品種で、切り花としても流通しているようだ。

玄関を開けたら、廊下にレオがいた。わたしがでかけたのに気付いて、ここで待っていたようだ。