もちつき大会の助っ人になる

昨日(12月25日)は、近所の人からもちつきの助っ人を頼まれた。人出が足りないということで、何をすればいいのか
わからないまま朝の11頃、顔を出した。
おおぜいの人が来て、つきたてのおもちを丸めるのを手伝うくらいの軽い気持ちだった。
ところが・・・・・だ、甘かった。
その人の自宅の裏手に行くと、ブロックが積んであり、丸く穴をあけた鉄板がわたされ、水をいっぱい入れた大きな釜が穴のところに設置され、
まきの炎でグラグラ煮えたぎっている。その上に研いだもち米を入れたせいろを二段重ねて、蒸している。
蒸したもち米を臼に入れ、つけどもつけども、次から次へともち米を入れたせいろをその家のご主人が持ってきて、次から次へと重ねて蒸しあがる。
数回もちをついてみんな食べて、「おいしかったね」といいつつお開きという想定とは違う展開に、内心、逃げ腰になった。
結局、もちつきは11時前から4時半まで続いた。
もちろん、わたしは5回くらい試しについただけで、他の男性陣が主戦力となった。
ただ、蒸したもち米をきねでつぶすのは10回以上やったし、もちを引っくり返すのも少しだけやった。
もち米が思ったより重たく粘りが強いため、臼に入れたもち米をつぶすのはかなりの重労働〜〜〜〜〜〜
最後のほうではきねを持つ手がつってしまった。親指と人差し指が硬直して動かなくなった(笑い)
このとき、最後から2番目のもちつきで、一番最後のもちつきはパスした。
5時間半もの間、ずっとやっていたわけでなく、1時間半くらいはついたもちをもち米が入っていた袋に入れ、
切りもち用に平たく伸ばしたものを作る作業を手伝った。
これもかなりな力とコツが必要で、袋の隅にまで均等にもちを伸ばすのは骨が折れる作業だった。
さらに、犬が家で一匹でいると寂しがるから、という理由をつけて、40分くらい家に帰ったりした。
それに、もちつきだけをひたすらにやるわけでなく、ビールを飲み飲み、つまみを食べ食べ、
つきたてのもちを味わいながら、お互いに励ましあって(?)楽しく(?)やったのである。
だが思い描いていたもちつき大会とはまったく違ったことは確かで、安請け合いをしたことも反省。
どうも、お正月のためのおもちをついてもらうために、もち米だけを持ち込む人が多いようで、
もちをつく人が足りない為に、いろんな人に声をかけているようだ。

まるでもち屋さんに、食事付きで手伝いに行ったみたいな感じもあり、でもたき火にあたりながら
もちつきの手伝いも一年に一回くらいはいいかと思ったり。
翌日は筋肉痛になるよと脅かされたが、それほどではなかったのが不幸中(?)の幸い。

まきを燃やし、釜でお湯をわかし、もち米をせいろで蒸す、せいろは2段重ねになっている

青のりと少々の塩を入れて、ついたもち。ゆげがたっておいしそう