バラの植え替え作戦

今日は昨日より日差しがあたたかく感じられたので、久しぶりに庭仕事をした。
鉢植えの現代バラ、’スブニール・ド・アンネ・フランク’を地植えにしたいと前から思っていた。
植える場所を作ろうと、かわいらしいピンク色の花を咲かせる、モナコの王女の名前をとった現代バラが枯れた後を掘り起こした。
バラの根はそんなに張っていなかったので簡単に取れ、近くにあったクリスマスローズもスコップで掘り起こした。
そのとき、何かの根が地面から飛び出したので、バラの根がまだ残っているのかと引っ張ったら、地面の浅いところをはうように伸びていたなが〜い根が
出てきた。生きている根だ。
あッ!と思った。バラから1m50cmくらい離れたところに植えてあるモモの木の根だったのだ。
あわてて、地面にもういちど戻そうとしたが、跳ね上がってしまい、戻らない。
しかたがないので、スコップで地面を少し掘り、根を埋めようとしたがまだ跳ね上がるので、
レンガを持ってきて、長い根の真ん中辺に乗せて重しにして、土をかぶせた。
見た目は元通りになったが、ここにはバラは植えられないと思った。
ではどこに植えるか。バラは場所をかなり選ぶ花なので、どこでも、というわけにはいかない。
一か所、良さそうな場所があるが、地面を掘ってみないとわからない。
また、別の日にやることにした。
午後は、これも前から年内にやろうと思っていたムクゲの剪定をした。
園芸書によると、ムクゲは強選定に耐え、その年に伸びた枝だけでなく、前の年に伸びた枝を切っても大丈夫と書いてあったので
かなり強く剪定した。
全部で4本。
裏手にあと一本あるがこれは後回しにした。
エネルギー切れで。

知人からの、父が亡くなったことを悼むカードを受け取った。
「悲しみに負けないで」とあった。
こころに届く、ことばをありがとう。