東京モーターショーに行く

トヨタのスポーツカー「86」

トヨタの電気自動車(4人乗り)

外装がディスプレイになる車(トヨタ自動車

トヨタハイブリッド車「アクア」

日産自動車の電気自動車「リーフ」



駐車場工事はまだ終わっていないが、思い切って東京ビッグサイトで開催中の東京モーターショーに行った。
りんかい線に乗り、国際展示場前駅で降りたが人が多いのでびっくり。平日でもこんなに混んでいるのか!
会場の中もとても混みあっている。今回、どうしても見たいのはトヨタ自動車日産自動車の展示場だが、
西展示棟1F(トヨタ)と東展示棟(日産)の会場に分かれている。
日本を代表する自動車メーカーだが、環境技術に関して、違う姿勢を示しているのでどのような車に表現されているかを
見たかった。
まず、西の会場に足を運ぶ。トヨタの展示会場は全体の照明が落としてあって、巨大なスクリーンに展開する映像と車が目立つような照明設計だ。
最初、暗いなと思ったが、ずっとその場にいると、車に集中できるような気がした。
「86」という小型のFRスポーツカー、電気自動車「FT−EVⅢ」、プラグインハイブリッドの「プリウスPHV」、ハイブリッドの「レクサス」、
燃料電池車もあった。価格を安く設定したハイブリッド車「アクア」も。
トヨタ自動車は環境対応の自動車を、例えば電気自動車というように一つに絞らずに全方向的に考えているようだ。
いちばん力を入れているのがハイブリッド車。レクサスのハイブリッドエンジンが展示されていたが、すごい迫力。
ハイブリッド車は高度な技術の結晶だということがよくわかった。
トヨタ自動車の展示会場だけで疲れたが、なんとか東の展示場まで移動。
日産自動車はある意味でわかりやすい展示内容だ。
電気自動車のリーフを核にしている。リーフは車であるだけでなく、電気を供給できる小さな発電所でもある。
リーフはフル充電すると、ふつうの家庭の二日分の消費電力を蓄えることができ、分電盤を通して家庭に電気を供給できる。
電気自動車が、家庭へのエネルギー供給システムにもなるというのは、未来の方向としてはいいと思うが、
肝心の電気をどのように発電するかも問題だと思った。
今、原発の是非が問われ、決め手となる代替エネルギーを模索しているような状態だから。

最後の力を振り絞って(?)メルセデス・ベンツ社の会場も見て回った。
展示されたディーゼル・エンジンの大迫力に、さすがドイツと思った。
○千万円もする車はただ、見るだけでいい。