いつもの朝の散歩から帰り、犬のごはんを作り、食べる場所に置いてから、また台所に戻り、こんどは自分の朝食を用意していた。
最近、レオは自分で食べずに、わたしの手から食べたがるので、台所に来てわたしにまとわりついていた。
と、後ろでガタンと重たいものが倒れる音が。
ほとんどすぐに振り向くと、床に置いていた梅酒のビンが倒れ、しかも梅酒が床に流れ、水たまりみたいになっていた。
今年の６月に漬け込み、１０月くらいから少しずつ飲み始めたところだった。
密閉されたビンだと思ったのに、流れ出しているショックもあり、
頭にカーッと血が上り、「早く、出ていけ」とレオをつかんで、台所の外に出したのである。
外に出してもまた戻ってくる。こちらは床の掃除に忙しく、またつまみだした。
これを２〜３回繰り返したら、こんどは一人で朝ごはんを食べだした。
これを見たら、なんか犬がかわいそうになり・・・・・・・・
台所をかたずけ終わったわたしは、さっそく仲直りをすることに。
食べ残した朝ごはんを手にとって、食べさしたり、好きなササミジャーキーをあげたり〜〜〜〜〜〜
犬のほうはすぐには納得がいかなかったようだが、しばらくして（１時間くらい）わたしのそばに来て横になり、眠った。
最近はわたしの関心を引くためか。年をとって身体の動きがままならないためか。部屋を歩くといろいろなものを倒す。
よく倒すのが廊下に置いてあるカニサボテンの植木鉢で、倒されるごとにつぼみが落ちてしまう。でもそんなに気にしていなかった。
自分用の水が入った器もよくひっくり返すが、これも水だから乾けばいいやと気にしていなかった。
でも今回はかなり本気で怒ったかも。
部屋の隅や、家具と壁のすきまに入りたがるレオは、パソコンのコードが伸びている狭い場所によく入り込む。
そんな犬を抱き上げてふとんの上にほうり投げたこともある。
すると犬はすぐ起き上がり、体制を整えてなぜかか、また入り込もうとする。
こちらもまた抱き上げて、ほうり出す。
２〜３回繰り返すと犬はあきらめるのだが、そうなるとなんだか、かわいそうになるのである。
