わが家にはじめて来た日のレオ

 愛犬レオが家にはじめてきたのは平成9年の5月のこと。
生後一カ月にもなっていなかった。家族総出で大歓迎だったが、父は昔、わたしがこどもの頃、家で飼っていた犬の死から受けたショックで、犬を飼うことに反対していたので、見て見ぬふりをしていた。
 わたしは当時、仕事一筋(?)で、家にあまりいなかったので、小さなレオと遊んだ記憶は多くなく、弟のこどもたち(わたしにとっての甥と姪、特に甥のほう)がかわいがっていた。レオの世話は日中はわたしの母が水や食事の面倒をみていた。

 ブログ友として親しくさせていただいているuiriさんのリクエストもあり、数枚、はじめて家に来た日のレオの写真を掲載します。
 この頃はデジカメは使っていなくて、フィルムカメラだったので、プリントした写真をデジカメで再撮影したものをパソコンに取り込みました。
 レオがわが家の家族の一員となってから、15年と半年あまり。レオは同じこの家にずっといるにしても、家族が少なくなったり、独立したりとかなりの変化があり、その変化を一身に受け止めて生きてきたと思うと、いじらしい気がします。

はじめて家に来た日、甥の腕にじゃれつく、レオ
わんぱくそうな表情は、今のレオにもある

ボールをくわえて遊ぶ、レオ

ごはんを食べる、レオ
日中のほとんどをサークルの中で過ごすが、
わたしの母がごはんをあげた後は
外に出した
家族がいるときも外に出して遊ばせた



これは2004年12月4日、
大好きだったシロちゃんといっしょのレオ
夕闇せまる多摩川の河原で
この写真はデジカメ映像

シロちゃんの飼い主さんから、レオを撮ったデジカメ画像の
DVDをいただいたのだが、
2003年に撮影した画像のDVDがなぜか開かない
何回も見ているので、なぜ今回開かないのかわからない。
この画像は、動画といっしょにDVDに入っていたもので、
こちらは開いた



  今日の老犬レオはあまり調子が良くないようだ。昨日も調子が悪く、そのまま続いているようだ。昨夜は早めに眠ったが、レオが3時ころ起きて、立ち上がろうとするので手を貸して立ち上がらせると、部屋の隅に頭をつっこんだ。もしかしてトイレと思い、外に出すと家の前の道路をくるくる回りながら歩いた後、自分で門扉から中に入ったので家に戻った。おしっこはしなかった。眠りたくないみたいでしばらくふらふら歩いていたが、止まってじっと動かなくなったので抱いて寝かせた。
 朝は9時過ぎに起きたが調子が悪く、裏庭にいたとき、歯ぎしりをはじめたので抗てんかん剤を飲ませた。薬を埋め込んだチーズをなかなか食べてくれなくてひと苦労。チーズはなるべく小さくカットしたものにしようと思った。小さけいほうが飲み込みが早いだろう。
 朝ごはんは幸い、ふつうに食べたがお湯で薄めた牛乳や水はなんどあげても飲まない。おしっこもなかなかしなくて、食後、玄関脇にした。牛乳を飲んだのは午後になってからだった。
 調子の悪い時はおしっこをなかなかしなくて、水分もとろうとしない。身体のふらつきがひどく、立ち上がろうとすると倒れてしまう。部屋の隅の隙間に入り込もうとして、いつも狭い所にいる。今日はその典型の日だった。午後遅くなってから、ドアと壁の隙間で眠ったので、引き出して抱き上げ。わたしのそばに寝かせた。