早くも梅雨入り、武蔵小杉の歌会へ

 関東は例年より早く梅雨入りとなり、ぐずついた天気が続く。

 今日は午後から武蔵小杉の歌会がある。

 午前中、かなり忙しかった。歌会の準備として、短歌3首を原稿用紙に書いたり、18首の短歌から自分がいいと思う5首を選んだ。

 一昨日収穫した青梅を洗って、へたをとり、ざるにあげて水けを切った。キッチンペーパーで水分をふき取り、大きなガラス瓶に氷砂糖と交互に入れ、ホワイトリカーを注いだ。梅酒の漬け込みである。

 もうひと瓶作りたかったが時間がなく、あきらめた。その代り、熟しすぎて傷んでいる梅を洗い、傷んだところを取り除いて細かく刻み、鍋に入れた。グラニュー糖をふりかけてジャムを作る準備をした。

 ここまでやってから、早めの軽い昼食を食べ、でかける準備をした。いつもより少し早めに家を出て武蔵小杉へ向かった。

 空模様があやしいので折り畳み傘を持って行ったが行きは傘をささずにすんだ。

 中原市民館のロビーで仲間と合流して、2階の会場へ。今日は全員集まったがそれでも7名である。

 1時から4時近くまで、前半と後半に分けて、途中15分の休みを入れて歌会がおこなわれた。

 最近、歌会に前より熱が入らなくなったというか、集中力がとぎれるというか。別に疲れがたまっているわけではないのだ。

 短歌を作る姿勢やエネルギーは前と変わっていないと思うので、過渡期的な状態と考えることにしたい。

 歌会のあと、3人でいつもの店に入った。一名は中華料理屋でラーメンを食べてから、わたしたち3人と合流した。3人は珈琲とケーキを注文した。話の内容もどこかに出かける予定とか、どこかにでかけたという話が多くなった。やはり、コロナが下火になり、みんなが活動的になってきた。わたしはどこそこに行ったという話はしなくて、聞く側に回った。

 みんなと別れ、わたしはいくつかの買い物をして、家に帰った。雨が降っていたので最寄駅からは傘をさした。

 

空く席をつぎつぎ埋める客が来て土曜の夜は流れ早き川

 

ただ一つオールドローズ咲き残り顔寄せたれば悔恨の香する

 

公園のなだりを流れる咲き初めの紫陽花の青、あわきももいろ

 

梅雨の晴れま紫陽花園にくりだしてランチする人、ビール飲む人