屋根瓦がずれていると言われ・・・・・・

 昨日の冷たい雨から一転、今日は晴れ間が広がり、気温もやや上がった。まだ暖房はほしい気温ではあるが。

 午前中、友だちにラインを送り、昨日会った別の友だちのことなど話した。ラインはとぎれとぎれで、その合間に庭にでたとき、業者風の格好の若い男が玄関の方に向かってきた。

 わが家の前に建つマンションで来週、太陽光パネルの設置工事をするので、工事の音が多少あるため前もってお知らせにきたとのこと。工事は3日かという。

 ここまでなら、別にいいのだが話が終わると、ところで、と切り出した。お宅の家の屋根瓦がはずれているので直したほうがいい、というようなことだ。この手の話はよく聞く。家になんども工事業者風が現れ、お宅の屋根瓦がどうのこうのと言われてことがり、いつもことわっていた。よく使っている工務店経由で、屋根の専門職人に来てもらうからいいと理由をつけて。

 今回も工務店に聞いてみると答えたが、ほんのちょっとなので屋根に上がって3000円で直しますよと言われた。もちろん、カメラで直す前の状態を写真にとるとのことだ。そんなに安く簡単にできるならとつい、やってもらおうと思い、明日来てもらうことになった。

だがその若い男が帰ったあと、さきほどからやりとりしている友だちのこのことをラインで話し、だんだん疑わしくなった。友だちの父親が屋根瓦の修理を頼んだら、職人があやまって屋根のどこかに穴を開けてしまい、法外な料金を請求されたとのことだ。

 屋根に上らせると何を言われるかわからない。思ったより修理の範囲が広いとかなんとか、あそこもここも、とか。

 大田区の消費者相談センターに電話をすると、屋根瓦の修理にといって法外な料金を請求する偽業者が後を絶たないという。屋根に上らせなてはいけないと。

 先ほどの若い男は連絡先を教えなかったので断り用にも断れず、明日電話を待ってことわるしかない。

 先方からやってきた業者に口約束で工事を頼んだ場合はクーリングオフができるとのことで、ここまで来た出張費を明日請求されたら正式にクーリングオフの手続きをしたいので、先方の会社の名前、所在地、代表者名、連絡先を聞いてくださいと消費者相談センターの人に言われた。こちらか電話をして工事を依頼した場合はクーリングオフはできないようだ。

 ついうっかり頼んでしまった。明日、しっかりとことわることにしよう。