床の張替え工事2日目。
朝8時半ごろ、大工さん一人が来て作業をはじめた。もうひとりは必要な部材を作ってから来ると言う。床と壁の接点のところに使うものだ。
午前10時過ぎから大工さんがふたりで作業をすすめる。
10時半ごろ来客があり、小一時間、弟の部屋を借りてしばらく話した。居間は施工の音がうるさくて話しができないから。
11時過ぎにお客さんが帰り、すぐ特別支援学校に行った。
校内のカフェで、知人のひとりがハーモニカのライブをおこなう。10分くらい遅れたのでライブは途中だった。お姉さんに知人が中学生の時,銀座の河合楽器で買ってもらったハモニカを今も使っている。
カフェ内は生徒さんといつもここに来る知人たちでいっぱい。わたしは端のほうに新しい椅子を先生に持ってきてもらい座った。
最後はクリスマスソングを3曲続けた。いっしょに歌う人もいた。わたしもわかる歌は歌った。
アンコールは3曲ほど。「瀬戸の花嫁」やビートルズの「オブラディ・オブラダ」など。
ライブの最後は生徒さんたちのやさしい心で次の日本を背負ってほしいと知人が締めくくった。その後、校長先生がお礼を述べ、生徒さんたちが起立し、「ありがとうございます」と声をそろえた。
家に帰り、午後は施工の音がいくらか聞こえない自分の部屋にこもった。肉屋さんに買い物に行く途中、同じように床上浸水となった家の奥さんを見かけたので声をかけた。家に上がって、修理がほぼ終わった部屋を見せてもらった。
奥さんもわたしの家を見たいというので肉屋さんの帰りに寄り、いっしょにわが家に行き家に上がってもらった。現在、修理中の廊下や修理が終わったわたしの部屋、居間、和室の8畳間、これから工事をする予定の台所を見てもらった。
台所はひどい有様で、修理した方がいいと奥さんも認めた。
お互いに被災者同士、情報や意見を交換するのもけっこう支えになるし、大切なことだ。
午後からは武蔵小杉の歌会があったが、大工さんが家に来ているのでお休みとした。1~2時間なら作業中も出かけることがあるが、4~5時間の外出は無理と思った。