ワクチン三回目の接種へ

 陽ざしが少なく寒い一日となった。午前中から昼頃までは薄い陽ざしが出る時間もあったが、午後になりいつからか雨が降り始めた。

 10時半より三回目のワクチンを予約したので、少し早めに家を出て坂を上って最寄り駅へ。ここからバスに乗って3つ目か4つ目のバス停で降りたところに予約したクリニックがある。

 だいぶ早く駅前に着いたのでぶらぶらして時間をつぶし、乗る予定だったバスに乗り、目指すバス停で降りた。クリニックは感染予防のため、院内で待つことができず、予約の時間に来てくださいと張り紙がしてある。

 25分ほど早めに着いたのであたりをまた歩いた。小さなパン屋があったので、パンを買ったりしてクリニックに戻ると予約時間の7分前で中に入れた。奥にひとり待っていて、その次がわたしだった。衝立で区切られた長椅子に座って待った。友だちからのアドバイスで、腕の上の方がすぐ出せる服を選んだ。看護師さんが体温を計ると36,4℃でわたしにしては高いほう(いつもは35,6~8度くらい)。

 医師が来られたので肌脱ぎの状態で肩から腕を出した。注射が終わり、15分の待機時間を示す、アラーム付き時計を看護師さんが持ってきた。

 なにごともなく15分が終わり、外に出たが帰りのバスが来そうもなく(直進道路が続き、遠くまで見える)、歩き始めた。駅近くになり後ろから来たバスに追い越され、そのまま駅まで歩いて、買い物を少しした。

 このまま家まで歩いて帰ると疲れそうで、駅前のマクドナルドに入り、珈琲を飲んでひと休み。家まで歩いて帰った。

 昼食をとり、掘り炬燵のある居間でずっと午後を過ごした。図書館に借りてきた『現代短歌100人二〇首』を読みながら。

 

 クリニックでワクチン接種を受ける前に(20分ぐらい前)、友だちからラインがあった。見守ってくれている感じで、とても感謝している。短いやり取りをして、クリニックで注射を受け、そのあともまたやりとりをした。わたしがほしいカロナールという薬は保険が効かないので、薬局で買ってほしいと医師に言われたがそのことを友だちにラインすると、売っていないよと。医師に再度たずねると、カロナールは商品名で同じ成分の他の商品名の薬があると言われた。友だちも調べてくれて、カロナールと同じ成分をもつ薬が薬局で手に入ることを教えてくれた。

 ラインでつながっていたので、正確な情報が得られてよかった。