半夏生が咲き、軽鴨ルパンはあいかわらず一羽

 晴れて陽ざしがたっぷりの一日。

 午前中、友だちに電話するが移動中とのこと。電話で話せる時間をラインで知らせて来た。あとで電話をくれるようだ。

 昨日、入力した武蔵小杉の歌会に参加するみなさんの詠草を再度チェックした。誤字脱字はみなさんに失礼になるから。

 できれば今日中に発送したいが、いろいろやることが多く無理だった。

 昨日の歌会の疲れがどこかに残っていて、からだもこころもやや重たい感じ。

 午後は梅の木の徒長した枝を切ったり、残った梅の木をもいだり。あんなにたわわに実っていた青梅も跡形もなく、黄色に熟した梅が青葉の間に一つ二つと見える。

 あと1キログラム梅干し用に塩漬けしようと思う、昨年は5キログラムの梅干しを作ったが今年は3キログラムにす減らすことにした。

 朝電話した友だちが午後2時過ぎに電話をくれることになっていたが電話がこなかった。1時間ほどたってこちらから電話をしたが急に気分が悪くなり、いったん電話を切って10分後くらいにかけなおした。

 やっと電話で話したできることになったが短めに話して終わった。来週家に来てくれることになった。

 夕方、近所に買い物に行き、その帰り、家の近くの川沿いを歩いた。半夏生の花が咲き、青い葉っぱが白く化粧している。半夏生の葉が白くなると柴犬レオを思い出す。6月15日がレオの命日。半夏生がきれいな季節だ。命日の一日前、レオの写真は撮っていなかったが川べりの半夏生の写真は撮った。その写真を見ると、レオがこの時まだ家にいたのだなと思う。

 川にはわたしが名前を付けた軽鴨ルパンがいた。川の真ん中に配した大きな岩にルパンは座って休んでいた。しばらくルパンのそばにいた。

 すると今年孵った雛とその母鳥が泳いできた。ルパンが避けるように岩を離れ、川べりを歩いて逃げるかのようだった。なんで逃げるのだろう。

 ルパンがかわいそうになった。あまり元気そうでない。ルパンと初めてこの川で会ったのは一昨年の水害の後だ。増水した川で足を痛めたようだった。

 家が床上浸水になり、心身ともにくたくただったわたしとルパン、人と鳥の違いはあるが同じような境遇だったのかもしれない。

 あれからずっと時々この川でルパンの姿を見かけ、そのたびにエールを送っている。元気で長生きしてね、見守っているからね。

 

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少しやせたように見えるルパン

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半夏生が咲く川べり

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