白いクロッカスが咲いた

 陽ざしはあるが風が冷たい。

 昨日の歌会の疲れが残っているのか、今日はほとんど家にいた。

 いちど庭に出て、腐葉土をつくるためゴミ袋にためた落ち葉を棒きれでかき混ぜた。45リットルのゴミ袋6袋に柿や桜、栗など落葉樹の落葉を入れてある。時々かき混ぜて空気を入れるようにし、6月くらいから使えるようになるが夏の間は植え替えをあまりしないので秋から使うことが多い。

 デジカメを持って庭をまわり、数日前からつぼみが膨らんでいるを確認した白いクロッカスの花を撮った。つぼみがふくらんでも曇りの日には開かないことがある。晴れて陽ざしが当たる時間から花が開く。

 白い花が太陽の方向へ心なしか花を傾けているようだ。

 クロッカスの花はあまり長く咲かない。やっと冬の寒い時期に花を咲かせたのに短い命を終えて散ってゆくのである。そのはかなさが心に響いてくる。

 

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まだつぼみのクロッカス

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この庭でいちばん最初に咲いたのは黄色のクロッカスだが見ることができなかった、黄色のつぼみがひとつあるので期待している