朝の雪景色が陽が照ってすっかり消えた

 大雪の日から一夜明けて、雪が積もった庭をしみじみ眺めた。雪をかぶった庭の樹々はまったく違うオブジェに変わっている。雪はほとんどの木にとって、潤いという恵みだと思う。太平洋側の冬は乾燥の季節で、木々たちは水をほしがっているはずだから。

 きれいな雪景色も午前中だけ。午前中。駐車場に停めてある車に積もった雪をおろして道路の脇に捨てた。そのころは木々にまだ雪が積もり、このまま一日が過ぎるのかと思われたが・・・・・。

 どんどん陽ざしが強くなり、昨日より気温が上がった。風は冷たい。太陽の力はさすが、木に積もった雪をとかし尽くした。花壇の雪はあまり溶けない。地面が冷たいので太陽の熱が届きにくいのだろう。雪の下に草花は耐えている。緑色の葉っぱを紫に変えて寒さをしのいでいる。明日には花壇の雪も溶けるだろう。

 午前中、友だちにラインで庭の雪景色を送って、しばらくやりとりした。やり取りを中断し、駐車場の雪かきをした。終えてスマホを見ると友だちから小さな雪だるまの写真が送られてきた。紙に書いた目を張り付け、赤い鼻、黒いタオルのマフラーをしている。冷凍庫に保存すると友だち。

 わたしも庭に出て、ツツジの上に積もった雪で小さな雪だるまをつくった。目や口は緑の葉っぱや枯れた葉っぱを張り付けた。カップルの雪だるまを作り、女の子の頭にはには乙女椿の花(落ちたもの)を帽子のように乗せた。

 スマホで撮影し、友だちに送った。かわいくて、ユーモラスと高評価(?)。雪だるまの画像の交換、楽しかった。わたしの雪だるまは庭に置いたままなので、一日の終わりは無くなっていた。

 もう一人の友だちにも、雪だるまの画像を送った。かわいいですね、と返事をもらえてよかった。

 

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