晴れて陽ざしはたっぷりだが風が冷たい。
朝は6時過ぎに目が覚めた。変な夢を見たが内容は忘れてしまった。昨日も変な夢の途中で目が覚めた。
昨日買ってきた障子紙で今日は障子張りをするつもりだが、糊が足りないので午前中は車でホームセンターに向かった。
祭日（天皇誕生日）なので駐車場がいつもより混んでいる。
障子貼り用の糊といくつかの買い物をしてレジで精算してから、外の園芸売り場を見て回った。買いたいものはないけれど、売り場に並べられた春の花を見るだけでも楽しい。
ラナンキュラスが並んでいるラックで立ち止まった。赤いラナンキュラスは柴犬レオがいた最後の春、鉢植えにして楽しんだ花でそれから毎年、球根を植えたり、花が咲いている鉢植えを買ったりしている。
今年は数年前に植えた球根を植えっぱなしにした鉢から葉が出てきた。うまくいけば赤い花が咲くはずだ。ただ、違う色のラナンキュラスがほしくなった。
わたしの中で今までと違う何かを求めるようになったのだろうか。レオやももこの思い出とつながる花は大好きだし大切にするがそれだけでなく、新しいものを生活に取り入れたくなった。
黄色のラナンキュラスの花から目が離せなくなった。透明感のある黄色がきれいで吸い込まれるようだ。少し迷ったが鉢を持って再びレジに向かった。百日草と大輪の朝顔の種も持って。
家に帰り、昼食前に障子貼りを一枚。朝早めの時間に二枚の雪見障子の古い障子紙を取り除き、糊をきれいに拭き取っておいた。さらに二枚の雪見障子を浴室に持っていき、霧吹きで湿らして古い障子紙をはがした。
昼食後はさらに2枚の雪見障子の張り替えをした。雪見障子は取り外して、床に置いて張り替える。障子は立てたまま張るほうがわたしには張りやすい。
三枚の障子を張り替えて疲れを感じたのでここで終了。
庭に出てデジカメで満開の梅の花などを撮っていると、近所の奥さんが通りかかり、少し見ないと花が咲いていて今年は早いわねと梅の花を見に駐車場に入った。
9本ある実のなる梅の木のなかでも一歩だけ見事に咲いているのがあり、ため息が出るほど美しい。花盛りはそんなに長くないので、時間が過ぎるのを止めたいくらいの気持ちだ。
桃の木の下に目を向けると、青紫色のクロッカスが思いがけなく咲いていて、もう春なのかと季節が進む速さを実感した。青紫色のクロッカスはクロッカスのなかでも一番遅く咲くので、この花が咲くと春がぐっと近づいた感じだ。
