五月の最初の日、気温が上がって初夏のような陽気となった。
お昼近くにポストをのぞくと、封書が３通入っていた。その一つは歌会の先生から。あとの２通は歌会の仲間からだった。４月２１日に先生に速達便を送ったがその中に同封した速達の切手を貼った封筒で送ってくれた。
先生に送った速達便の返事が１１日かかってわたしに届いた。今回はコロナウィルスの感染者が郵便局に出て、速達便が先生に届くのに４～５日かかった。
不思議なのは速達の前に先生に送った普通郵便が届いたのか届かなかったのか。先生は普通郵便に目を通して返事を出したのか出さなかったのか。返事を出したのに忘れてしまったのか。出したつもりで郵便を投函するのを忘れたのか。
考えると頭が痛くなりそうなので、考えないことにしよう。
みなさんが詠んだ短歌に対する先生の評価や添削などを書いたものを、コンビニで人数分のコピーをとり、そのコピーを宛名を書いた封筒に入れて８名に向けて投函した。
明日までに届かないと連休中なので連休明けまで届かないことになるので急いだ。
コンビニにコピーをとりに行く途中、川沿いを歩くと、久しぶりに軽鴨ルパンに会った。小柄なルパンは他の軽鴨とやはり違う。同じように見えてもよく見るとその違いがわかった。いつまでも見ていたかったが先方は迷惑かもしれず、コンビニに向かった。
コピーをとり終えて帰る時も川べりを歩いた。きっと、どこかに泳いで行ってしまったからもう会えないと思いつつ。ところが、家の近くまで川沿いを歩いてくると、川べりに石が並べてあるところに軽鴨が１羽休んでいる。ルパンである。わたしが見ていると向こうは落ち着かない様子を見せたので、あわてて川を離れた。
今日はルパンがあいかわらずあの川にいることがわかり、いい日となった。
