小さな青梅に季節の移ろいを感じる

庭の樹々の新緑がきれいな季節になった。

花壇に咲く花も春の初めとは違った姿を見せる。まだ寒さが残る頃、青い小花を控えめに咲かせていた忘れな草は細い茎を伸ばし、たくさんの種子を作ろうとしている。 

 一昨年の秋に種子を蒔き、二年越しで育てたオダマキが小さなつぼみをいくつかつけている。いくつかの苗を花壇に植えたがひとつだけ生き残ったものだ。

 庭に9本ほど植えてある実梅は小さな青梅を実らせている。ただ、そんなに豊作という感じはしない。いちばん樹高が高く、枝も大きく張った、この庭でいちばんの老木の梅の木にいちばん青梅がたくさんなっている。

 昨年はこの老木はそれほどならなかったが自宅用にはじゅうぶんで、他の梅の木になった梅の実も合わせて、近所の人にかなりの量をさしあげた。

 今年は老木がいちばん実がなり、他の8本の梅の木はひかえめだ。

 今日は朝早い時間に近所の川沿いを往復で小一時間散歩したが、これ以外は外出しなかった。朝の散歩はマスクをしなかったので、今日はいちどもマスクをつけていない。

 ただ、朝のテレビ体操はいつもと同じように行い、お昼前と夕方近くに庭に出て、乙女や名前のわからない落葉樹の剪定をした。どちらも樹高が二階屋の窓当たりくらいまで高さがあるので、脚立に上ったり、高枝鋏を使って剪定した。

 どちらの木もぜんぶは切り終えることができす、あと数日はかかるだろう。まだ乙女椿は樹高の高い木が1本残っているので、あせらず剪定するつもり。

 フェンス沿いに父が植えたベニカナメの刈り込みもある。時間はたっぷりとあるので無理をしないペースで庭仕事をしていきたい。

 

 緊急事態宣言が七都府県に発出されてから10日目。対象地域を全国に拡大することが決定された。明日、安倍総理の会見があるとのこと。

 緊急事態宣言が出されてから、都心に近い繁華街では人の移動が減ったようだが、地元での人の移動はかえって増えた実感がある。

 わたしが住んでいるのは都内でもかなり辺鄙なところだが(最寄り駅まで徒歩15分以上かかり、商店街は細々と続いている)、夕方など人通りが多いのでびっくりする。

町に家族連れが多いのも驚く。

 

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小さな青梅が鈴なりの枝

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柿の木とソメイヨシノの新緑

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明るい緑色の柿若葉がきれい

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左が八重咲きの白いストック、右は一重咲の白いストック

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立浪草の愛らしいピンク色の花とノースポールの白い花