南天の木を剪定する

日中は気温が上がり、過ごしやすい土曜日。

最近、朝起きるのが遅めだったが今朝は6時頃目覚めた。雨戸を開けるともう明るくなっていた。

 あたたかくなると自然とからだを動かしたくなる。行きたいところがあるのだが今日は庭仕事をすることにした。

 毎年この時期、南天の剪定をしている。

 南天は「難」を「転じる」に通づるということで、家居のめぐりに植えるといいらしい。敷地の裏手には南天が目隠しを兼ねて10メートル近く植わっている。それだけでなく、庭のあちこちに南天が植えられているのは、丈夫でどんどん増えるからだと思う。ぜんぶ亡き父が植えたものだ。

 今日は裏手の南天を剪定した。わたしの背丈より少し低いくらいに樹丈をそろえた。常緑の葉はかなり繁っているので、間引くように繁りを少なくした。こうしてすっきりと伐っても、夏になれば元気に葉を茂らせる。

 南天を切っている途中、友だちが家にお米を持ってきてくれた。独りでは飲み切れないスパークリングワインをあげたのでそのお返しだと思う。虫のいい希望としてワインがほしかったがお返しをくれてありがとう。

 剪定した枝をまとめて紐で縛る作業をしているともう一人の友だちが来て、乾燥芋をくれた。茨木の知人から送ってもらったものとのことで、テレビで見て一度食べてみたいと思っていた。さつま芋をまるごと干したやわらかい乾燥芋だ。

 どちらの友だちともしばらく立ち話をした。

 お昼ごはんが少しおそくなったがこれはよくあること。

 午後は南天の剪定枝の後始末を少し。

 小さな花瓶に活けた乙女椿の絵を描き始めた。鉛筆で花瓶の位置を決め、椿の葉から先に描きはじめたが、椿の葉先の上のほうが入らないことに気づいた。花瓶の下に少しホワイトスペースがあるので、花瓶の位置を下げればいいのだが書き直すのは大変なので上の葉は途中まで描いて、バランスをとるために花瓶の横に小さなスケッチブックを置いて描いた。

 書き直しをさけるための方法でどのような絵となるか。

 

花屋にて花かんざしを買ひくれし母を思へば春遠からじ

 

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切った南天の枝

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切った後の南天

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今庭でいちばんきれいな花はこの白梅かな

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黄色い花を咲かせるオキザリス、冬でもきれいな葉が楽しめる