朝は雲が多めだが日中は晴れ間がひろがり陽射しがたっぷりと注ぐ。気温が上がり蒸し暑いが風がここちよい。天気予報ではもう少し天気がよくないと予想していたが、8月の最後の日は思いのほかいい天気だ。
廊下に揺れる木漏れ日にも秋の気配がただよう。
午前中、気になっていた友人に電話をした。残暑見舞いを書き、その返事にメールをもらい、お茶でも飲みましょうと誘いがあったが体調が思わしくなく、すぐには会えそうもなかった。そのことを話して、体調が戻ったらまた電話をすることにした。わたしがよく行く二子玉川の近くに住んでいるので、もっと頻繁に会えそうなものだが数年会っていない。
今夜は近くの神社で宵宮祭が行われる。神社の方向から祭り太鼓の音がときどき風に乗ってくる。
日中は家にいて、8月に詠った短歌百四十首を構成し直して五十首あまりにまとめた。ワードを使うと、もとの百四十首を残し、新たに五十首の文書ができるから便利だ。タイトルは「ふたつの影に」とした。
わが歌を三分の一近くカットし、新しく構成した五十首を何回か読み直直しながら、自分の歌の傾向がわかり、また現在のレベルがわかったような気がした。
わたしが目指している歌にはまだ遠い。
6時頃、近くの神社の宵宮祭に行なわれる(奉納される)カラオケ大会を見に行った。氏子たちが参加するが飛び入りの参加者が最近は多くなった。
12年前に母親と柴犬レオを連れて、このカラオケ大会を見に来た思い出があり、その思い出に重ねるように毎年ここに来る。
カラオケの参加者がこの数年若くなり、見に来る人も若くなった。母がいた頃がどんどん遠のくやうな気がして寂しくなった。
時間が過ぎるのも、時代の変化も止められない。だからこそ、変わることのない過去や思い出を大切にしたい。