予約した本を受け取りに図書館へ

雨は降らないが雲が多い。陽射しが少なく、肌寒い天気が続く。

昨日、図書館から電話があり、留守録に伝言があったが聞き取りにくく、今日電話して確認すると少し前に予約した本が用意できたとのこと。

 歌人の馬場あき子さんの最新歌集『あさげゆふげ』で、区の図書館に持ち合わせがなく、新刊を買ってもらった。

 今まで借りていた本を6冊持って車で図書館まで行った。予約した本と再度借りた本5冊、計6冊を借りた。

 帰りはいつものように桜坂を車で上った。大谷石土留めの上に色とりどりのにオオムラサキツツジが咲く家があり、その庭には何本か染井吉野も植えてあるようだ。

 大谷石の塀や土留めは昭和初期の香りがある。

 夕方近く、友だちに電話する。お母さまが入院中なので毎日、病院に通っていて大変だと思うので陣中見舞いのような電話だ。

 もう少したったら病院に行くとのことでそれでも30分くらい話した。

 お互いに10連休はほとんど関係のない生活をしている。

 借りてきた『あさげゆふげ』を読み始めた。一度目はわからないことばが出てきてもあまり辞書を引かずに読み進め、二度目は丹念に辞書をひきながら読むつもり。

 

わが犬の転生ありやと思うとき肯うごとく翡翠が飛ぶ

 

木が繁るこの庭昔はひろびろと見上げる空鯉のぼり泳ぎき