午前中、雪が降り、夕方からまた雪が・・・・

朝起きて雨戸を開けると雪の跡がかすかに残っていた。

天気予報によると最大5センチていどの積雪の可能性があるとのことだが・・・・

10時ころ雪が降る前にと、肉屋に買い物に行った。少し遠回りをして帰る途中から雪が降り始めた。細かい乾いた雪だ。

 家に着くと玄関先に細長い郵便物がたてかけてあった。

 明治神宮献詠会から送っていただいたもので、昨年12月の兼題(題詠)で預選に選ばれた記念の品だった。明治天皇の御歌を墨筆で書いた短冊形の色紙である。

 デジカメを手に雪の降る庭の写真をとったが午前中の雪はお昼前に止み、庭の雪はすぐ消えた。夕方近くになり、また雪が降り始めた。夜になり降り続ければ、気温が下がるのであるていど積もるにちがいない。

 今日は午前中外に出ただけであとはずっと家にいた。掘り炬燵に入り、新聞を読んだ。新聞を読む時間がなかなかとれず、1週間分を土日に読むこともあったがこうしてその日の新聞を読めるのはいいなと思った。これを習慣づけたいものだ。

 毎日父は新聞を読んでいた。主な記事の見出しを手帳に書き記していたのを思い出す。仕事を引退した父にとって新聞を読むことは毎日必ずしなければいけないこととして、気持ちの支えになっていたのではないか。

   

 

ちりちりと傘に降りたる雪の音 誰も待たない家へと帰る

 

斑雪(はだれゆき)遠いかの日を連れて来てたちまち消へつ白梅の庭

 

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