明日の歌会の準備と庭仕事を少し

 昨日は明治神宮の月次歌会があり、疲れたのか早めに眠りについたが日が変わった頃目が覚めた。その後なかなか寝付かれず、携帯を取り出してメールチェックをしたら友だちからのバースディメールが届いていた。
 昨日はわたしの誕生日だが、友だちはビートルズジョージ・ハリスンが大好きで彼と誕生日が同じなのでいつからかメールをくれるようになった。絵文字がいっぱいのメールにはわたしへの励ましのことばがいっぱいで読むと元気がもらえる。7年前の2月1日に父が逝き、その後の誕生日にもメールをくれた。「誕生日に願いごとをすると必ずかなうから、悲しいことがあったけれど願ってください」というようなことがメールにあって、わたしはあのときどんな気持ちでメールを読んだだろうか。
 この2月はとりわけて悲しいことはなく、悲しい思い出だけがある。こういうのを幸せというのだろうか。
 明日はまた歌会があり、2首提出なのでその歌を吟味した。歌会のメンバーと先生から送られた28首から5首を選歌するため、ざっと選んだがまだ決めてはいない。あと明治神宮歌会の兼題の歌もあれこれ悩んだ。兼題は「つぼみ」である。
 夕方近くまでこんなことをしていて、5時に流れる夕焼け小焼けの曲を聞いてからはたと思い立ち庭に出た。明日はゴミ出しの日なので庭隅にころがっている南天の枝を束ねるためだ。2束に括り、ついでに草むしりを少ししたがこれだけで腰にきた感じがある。

 生し日がジョージ・ハリスンと同じ吾にファンの友はメールをくれし

 籠に入れ干したる大根ひよが狙い吾が気づけば驚き逃げる

 切り干しの大根をくわへ梅の木にひよは逃げるも口から落とす

 鳥と吾のしずかなる攻防戦は食べもの豊富な春まで続く