昨日のように風がなく、比較的過ごしやすい。
昨日は近くの特別支援学校のカフェに行く日だったがいつも来る友だちが姿を見せず少し心配した。3回続けて来なかったので、おせっかいかなと思ったが電話をすると、本人は元気だがご家族のひとりが高熱だったのでインフルエンザかと思い、昨日は行かなかったとのこと。
家族の方もインフルエンザではなかったのでよかった。
午前中、その友だちの家に行き、家に上がっていろいろ話した。昨年末、ご家族のために大がかりに〈パーティなどの)料理を何回も作り、疲れが残っていると友だちは話した。友だちは調理師の免許を持っていて、十何品もの料理を家族が経営している会社の忘年会用に作ったりもする。大変なことなので疲れが残って当然と思った。
結局友だちの家で昼食をいただき、食後もしばらく話した。友だちが居間の外の木に半分に切ったりんごを突き刺し、エアコンの室外機の上に米粒をまくと鳥たちがやってきた。
りんごにはメジロのつがいが、お米には雀の家族が訪れた。
りんごをついばむメジロを見ているとこころがやわらいだ。
家に帰り、午後は車で駅前のスーパーマーケットに買い物に行った。
駅前には花屋さんがある。小学校の同窓生がこの花屋さんの娘さんで、現在は店を引き継いで取り仕切っているとのことだ。
店先にさまざまな春の花の鉢植えが並べられている。ウィンドウの中には大きな壺に白蓮と木瓜、白梅などが活けられている。
短歌が詠みたいと思い、しばらく佇んでいたがいい歌ができずあきらめて離れた。
花屋さんの光景は目に焼き付けられたので、いつか短歌になることもあるだろう。
もの言わぬ冬咲く花のなぐさめを身に受けてとぞ今日も生きをり