亡くなった父が14年前にくらいに植えた柚子の木が二本、檸檬の木が1本ある。
柚子のほうは1本だけ昨年剪定した。
今日は残りの柚子と檸檬の木を剪定しようと午前中、思い立った。どちらの木もいちども花が咲かず、実もなっていない。
柚子は5センチくらいの棘が枝に直角に生えていて切る時気を付けていても刺される。なるべく高枝鋏を使うようにしたが、混み合うところはふつうの剪定鋏を使ったので何回か痛い思いをした。
檸檬の木は実がならなくてなぜ檸檬の木を分かったかというと、枝を切ると檸檬の香りがするから。他の家で檸檬がなっている木と同じなので多分そうだと思う。
檸檬はなんとか実をつけてほしいと思い、園芸書を見て剪定時期を確かめた。2~3月が整枝・剪定の時期と書いてあるので今日にしたのである。
黄色の果実がつやつやと重たそうに実ることを期待しているがどうなることか。
2月27日締め切りの明治神宮春の短歌大会に、やっと今日、短歌1首を送ることができた。ある情景を詠いたいと思い、あれこれ作っていたが昨夜はどうしてもこれならという歌が作れず、あきらめて他の情景を詠おうかとまで思った。ところがあきらめて寝る準備をしているとき、これならいいかもという歌ができたのである。
こんなに大変な思いをして1首を詠ったことははじめてなので、自分でもその歌がいいのか悪いのかわからないがこれ以上考えることができないので送ることにした。
この庭でいちばん早く咲いたのよと風に揺らるる梅の花ひとつ