近所にある特別支援学校では、実習授業のひとつとして校内にカフェがあり、生徒さんたちが先生の指導のもと飲み物を作ったり、接客をしている。
6年くらい前にはじめてこのカフェに入り、それからしばらくは月に1回とか数か月に1回というペースだったが、3年ほど前からもう少し頻繁に行くようになった。2年半前に老犬ももこが亡くなってからはさらに足しげく行くようになり、今日に至っている。
午前中は、このカフェに足を運び、知人友人ととりとめのない会話を楽しんだ。友だちにはバレンタインのチョコレートをあげたり、買ったはいいがひとりでは飲み切れないスペイン産のスパークリングワインをあげたりした。
家では図書館で借りてきた短歌の本を読みながら、ときおり短歌を作った。『角川現代短歌集成3自然詠』という本で、四季・自然、動物などのカテゴリーにわかれてさまざまな歌人の短歌が載っている。
短歌大会に送る歌はあまり構えず詠うことにした。毎日、短歌を詠んでいるその続きが短歌大会への参加であり、それ専用の歌などあるはずもなく、いつものように詠って送りたい。