花壇の植え付けと宿根草の手入れ

 朝の冷え込みは少しゆるんだ。水瓶の目高も寒さがゆるみ、ほんの少し活動的になった。寒さが厳しい日は午前中はまったく動かない。
 洋室の窓から水瓶が見えるがヒヨドリが飛んできてへりにとまり、なにをするのだろうと見ていると水のなかに飛び込み水浴を始めた。飛び込んではへりに戻り、また飛び込むを7〜8回も繰り返した。水滴を散らしながら飛び去ると、連れのひよどりが水瓶にやってきて同じように水浴をした。こちらは数回で飛び去った。
 庭の水瓶はときどき猫が水を飲みに来るし、鳥たちの水浴場になっている。
 朝早めの時間、花菖蒲や芍薬、みそはぎなど宿根草の枯れた葉っぱや茎を切り取り、燃えるゴミとして捨てた。芍薬はとがった赤い芽が土から見えている。
 午後は種から蒔いて育てた苗の残りを植えた。あまり発育が良くないので育たないかもしれないが植えて様子を見ることにした。 
 これで年内の庭仕事は木槿の剪定ぐらいとなった。家の裏手、隣家との境に植えあり、目にすることがあまりないのでつい剪定が遅くなるが年内にはすませたい。
 家の中では年賀状に印刷した千両の絵が白地だと何となく寂しいので背景を水彩色絵具で彩色した。さらに年賀状を5枚書いた。年賀状を書くと何故か疲れる。文面を考えるのが疲れるのかも。


花びらをむくつと立たせて今朝の庭赤き椿がひとつ咲きをり

硝子戸に映る半月さわらの木左右(そう)逆の景しばし眺める