図書館に行くが休館だった

 湿度は高いが気温は上がらず活動しやすい。
 午前中、友だちから電話で保護された犬を家に迎えたいという方がいて2週間のお見合いをすることになったと知らせてきた。お子さんがいる家庭のようでいい家族ができて犬のためにはよかったと思った。
 この犬を飼いたいと思ったわけではなかったがこころのどこかで自分とは縁のない犬がいたという寂しさを感じたようだ。「ようだ」というのは自分でも自分の気持ちがよくわからないところがあるからだ。条件のいい犬はいい家庭に引き取られるような気がする。
 こんなことを言うと老犬ももこに悪いとは思う。
 こころのなかのもやもやにかりたてられて外にでかけた。目黒区の図書館に読みたい本があるのを思い出し、東急線都立大学駅から歩いて行ける図書館を目指した。お昼近くだったのでお弁当を買って行ったのだがなんと休館だった!
 仕方なく図書館の外にあるホールに置いてある椅子に座り弁当を食べた。他に何人かが座り、スマホをいじったり、弁当を食べていた。
 食べ終わってすぐ帰った。
 図書館に行く前に少し買い物をしたのでまったくの無駄な外出というわけではなかった。
 家にずっといるよりも気持ちがほぐれて、すっかりとはいえないがもやもやが晴れた。

 はてなダイアリーが来年の春でなくなるという知らせがあり、どうしようか考えている。今まで書いたブログを残したのだが、はてなダイアリーからはてなブログにぜんぶ移動させることができるようだ。このままにしておくと移動させない場合は削除されるのだろうか。
 できればこのままはてなダイアリーを続けたかった、柴犬レオがいるときにはてなブログを始め、老犬ももことの出会いや1年五ヶ月あまりの生活を綴り、わたしにとって一番大切な記録がここに残されている。記録としての内容だけでなく、はてなダイアリーを犬たちがいるとき綴ったということそのものが大切なのだ。