久しぶりに特別支援学校のカフェへ

 朝方、激しい雨が降り、台風の影響と思った。
 激しい雨が止むと短い間、晴れ間がのぞいた。
 今日は近くの特別支援学校のカフェが夏休み明けはじめて営業する日。天気が気になったでかける時間には雨が止んでいた。
 陽射しがあり、湿気が多く、息がつまるような空気の中を学校に向かった。
 校内のカフェには友だちがすでに二人来ていた。知人もひとり。
 時間をおいて客が増え、二つしかないテーブルはいっぱいに。予備の椅子を持ってきて8人が座った。今日はパラソルを立てるテラス席がないのであまり入れないが早めに帰る人もいて、延べ9人の客が入った。近所の知り合いの奥さんをわたしが誘って入ったのが9人目である。
 いろいろな話題を楽しんだ。そのなかで気になったのは世田谷区のある地区で激しい雷雨が降ったとき下水が街に逆流して流れ出て、水が引いたあと消毒をしたとの話。家庭から出る汚水と雨水が同じ排水管に流れているからこういうことが起こるのだろうと推測した。日本では80%以上の地域が家庭排水と雨水が同じ管で流れていると友だちが言った。
 家に帰りインターネットで調べると、分流と合流のふたつの排水の仕方があり、分流は家庭排水と雨水を違うルートで排水する方法。分流式はさらにふたつの方法に分けられる。雨水を雨水排水管に流す方法と、道路わきの側溝に流す方法だ。合流は家庭排水と雨水を同じ管で流す方法である。
 さらにネットでわたしが住んでいるところの排水方法を調べると分流式で、道路の端に掘った側溝に流す方法だった。わたしが住んでいる区では分流式はほんの一部の地域。10%あまりか。
 汚水が街に流れたという世田谷区は40%近くが分流式で、逆流したところは合流式だった。
 わが家の前の道路の端には雨水が流れる排水溝がある。この水は多摩川に流すのである。