八月尽、この夏最後の猛暑日というが・・・・・・

 暑い暑い8月も今日で終わり。老犬ももこの命日は過ぎ、三年目に入ると思うと寂しさが増す。
 数日前、ももこを紹介してくれた友だちから電話があり、多摩川台公園で一匹の犬が保護されたとの話しだった。犬用のバギーに乗せられ、もろとも捨てられていたとのこと。
 その犬を見つけた人とは別の人に一時的に預けられている状態で、昨日獣医師の検診を受け、2泊3日で入院するそうだ。犬版の人間ドックのようなものか。寄生虫が付いていたりなど全身をくまなく診察、検査してくれるのだろうか。
 獣医師によると3歳から5歳の間とのことだ。ただ、老犬ももこのこともあり、推定の犬の年齢はわたしは信じないことにしている。人間だってぴたっとあてるのは難しいもの。
 わたしが飼う気はないがどんな犬か見てみたいと言ったので、退院したら友だちと見に行くことになっている。
 犬種はダックスフントで性別は男の子だ。
 多摩川台公園は犬を置き去りにした人にとって格好の場所かもしれない。犬の散歩に来る人が多く、目に留まってなんとかしてくれそうなところがある。どうしようもない事情があり犬を手放すがやはりなんとか元気に生きていってほしいのだろう。
 朝の天気予報で東京はこの夏最後の猛暑日になると言っていた。暑くなったのだろうが暑さに気づいたのは夕方になってから。エアコンを入れずに窓だけ開けて4時頃まで居間にいた。らい雷鳴が聞こえ、また激しい雷雨が来るのかと思っていたらいつの間にか音が聞こえなくなり、とたんに蒸し暑くなった。エアコンを入れたのは4時過ぎてからだ。
 エアコンを入れていない部屋で午後は短歌をあれこれひねっていた。どうしてもこれは、という歌ができず夕方になった。いい歌を詠もうと思うといい歌は詠めないようだ。
 

 青柿を抱へる柿の木赤くなるまで葉は落とせぬと葉を茂らす