サツキを刈り込み、栗の木の枝を伐り払う

 朝から晴れて陽射しが強かった。
 目覚めたのは6時半ごろでNHK俳句を見た。「青梅」の題で9〜10句の応募作が紹介され、青梅からさまざま世界がひろがることに感心した。庭の青梅を見てわたしが感じたことと重なる句もあったがまったく違う発想の句があり、刺激を受けた。青梅に因んでか、司会を務める女優の小林聡美さんが緑色のブラウスを着ていて、その色が笊に盛られた青梅より鮮やかだった。
 お昼前に日が強く照るなかをちょっと遠いスーパーマーケットまで歩いた。車を修理中なので前より歩く時間が増えた。しかも帰りは重たい荷物を持って歩くようになった。
 昨日は車が駐車場にないことを向かいのご主人に問われた。点検中ですか?と。車がもう1週間ほどないのでわたしが免許証を返上したとでも思ったのだろうか。なぜ、車がないのかほんとうのことを話した。聞かれなければ話したくないことだが聞かれればしょうがない。
 昼食後は少し横になったがはたと飛び起きた。いろいろやらなければいけないことがあった。
 庭に出てサツキの大刈込を刈り込んだ。色とりどりのサツキを何本も植えて、小さな山のように刈り込む。父が植えたものだが12〜3年前から花つきが悪くなった。花があまり咲かない状態が続き、年ごとに花の付き方が悪くなってきた。それでも伸びた枝を毎年刈り込む。取っ手の長い刈込用の鋏で。
 サツキのそばに大きなシダが丈夫そうな葉を広げ風通しが悪くなるのでシャベルで根こそぎ掘った。サツキの下に生えるつる性の草もむしり取った。こうして手入れしても来年花がたくさん咲くことはなさそうだがそれでもいい。
 次に細い枝を四方八方に伸ばしている栗の木の枝を切った。一度か二度花が咲いたがそれ以降はただ葉を伸ばすだけ。木を大きくしないために年に2〜3度は枝を切る。太い枝をノコギリで切ることもある。
 今日は庭仕事のし過ぎ。疲れたので夕食は宅配ピザに。

木陰なき厳しき街を歩くときマロニエ一樹神かと思ふ