花壇の絵を描き始めた

 おだやかな陽射し、風もなく、気持ちのいい一日だった。昨日より気温があがった。
 「至上の印象派展」の影響だろうか。最後のチューリップが咲く花壇の絵を描きたくなった。いろいろな花の集合である花壇を絵を描き始めた頃から描きたいと思い,何度か試みたがひどい絵しか描けなかった。うまくかけるかどうか自信がないが描いてみることにした。
 火鉢を逆さまにして椅子代わりにし、まず鉛筆で下描き。午前中から始めた。厳密に言うと午前と午後では、光のあたる方向が違い、影のでき方が違うのでいちばんきれいに見える時間に描くのがいいのだがあまりこだわると描けなくなりそうな気がした。
 薄い色合いの花が終わりかけたチューリップを中心にして、水仙やヒヤシンスの葉、ビオラ、奥にノースポール、手前にラミュームの斑入り葉、全体的に花が終わりかけて種をつけた忘れな草・・・・・。昼食をはさんで午後も下描きにいそしみ、なんとか描き終え、彩色にとりかかった。これが難しい。この時期、花より葉っぱが主役になりかけている歌壇は、緑色をいかに描き分けるか。集中力が続かず、4時前にやめて続きは明日にすることに。西からの光があたっていた果断は4時頃を境に太陽があたらなくなる。光がささない花壇は色合いが単調になるような気がした。
 夕方は椿の剪定の続きをした。背の低い椿を1本と、赤と白の絞り模様の椿は剪定を終え、樹高の高い乙女椿は少しだけ切った。これとは別にまだ手をつけていない樹高の高い乙女椿が1本ある。こちらは2階のベランダから切ると割と効率よくできる。


球根を3月20日ころ植え付けた鷺草の芽が伸びてきた